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ついにシーズン10勝目! アニカ・ソレンスタムが15アンダーで大会連覇!

韓国を代表する3人の朴と、女王アニカ・ソレンスタムの優勝争いとなった「ミズノクラシック」。2日目は冷たい風が選手たちのスウィングに影響を与えたが、最終日は秋晴れの暖かい日差しが照りつけた。ウェアも前日の防寒服ではなく、軽装が目立った。

最終日、まずスコアを伸ばしてきたのは朴セリ。前半だけで5ストローク伸ばし、首位のソレンスタムに1打差まで迫った。今大会の会場となった瀬田ゴルフコースの北コースは、17、18番ホールがパー5となっており、終盤にスコアを伸ばすチャンスが広がっている。その終盤に入る直前、朴セリは痛恨のボギーを叩き一歩後退。17番でバーディを奪ったが、優勝争いについて行くことができなかった。

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続いてソレンスタムに迫ったのは、先週のシスコワールドレディースマッチプレーでツアー初優勝を果たしたグレース朴。前半は全てパープレーと静かなラウンドだったが、後半に入りチャージをかけてきた。17番でこの日4つ目のバーディを奪い、ソレンスタムに1打差。最終18番も3打目をピン手前につけ、しかも上りのパットを残した。しかし、バーディパットは無常にもカップの左サイドを通過、ソレンスタムを捕らえることはできなかった。

結局、3メートルの下りバーディパット。難しいラインを読みきったソレンスタムが、15アンダーまで伸ばして優勝を果たした。「18番で勝負を決めるつもりで臨んだことが勝利につながった」。18番はセカンドショットを自分の得意な距離にきざみ、3打目に賭けた。その決断こそ勝ち方を知っているソレンスタムの強さなのだ。

この大会2連覇。そして今シーズン10勝目。ソレンスタム自身2桁勝利はもちろん初めて。米国女子ツアーで34年ぶりの快挙なのだ。ミッキー・ライトが1963年に記録したシーズン13勝には追いつかないが、まだシーズンは2試合残っている。「シーズン10勝、達成できて正直びっくり。泣きたい気持ちと飛び上がりたい気持ちの両方」。先週から体調を崩したソレンスタムは、プロアマをキャンセルした。エネルギーは足りていなかったが、気合いで闘っていたという。

日本勢で最も好成績を残したのは藤井かすみだった。最終日は3バーディ、ノーボギーという安定したゴルフで9アンダーまで伸ばした。5位タイで競技を終えた。藤井は賞金争いでは、首位の不動裕理に約800万円の差で追っている。そのライバル不動は最終日、藤井と同じ6アンダーでスタートしたが、スコアを伸ばせず13位に終わった。これで、再び藤井が500万円まで近づいた。残り3試合でどちらが抜け出すのか注目が高まる。

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2002年 ミズノクラシック



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