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諸見里しのぶ、初メジャー獲得へ3打差リードで最終日へ

「日本女子オープン」3日目、大会も決勝に入り、好天にも恵まれた北海道苫小牧市の樽前CCには、女子プロ達の熱戦を一目見ようと4,052人のギャラリーが訪れた。この日から、2サム1ウェイに変更されたフォーマット。最終組は6アンダーでトップに立つ諸見里しのぶと4打差で追いかける不動裕理というペアリングになった。

昨年のSANKYOレディスでツアー初優勝を飾った諸見里だが、今年はまだ勝利が無い。不動との直接対決にプレッシャーが掛かったが、5番パー4ではラフからのセカンドショットを、花道を転がしてピン横1mにつけバーディを奪うなど、落ち着いたゴルフを見せる。後半に入り、12番でボギーを叩いたものの、15番で再び取り返し、この日も「71」とスコアを伸ばしてホールアウト。通算7アンダーとして首位を堅持した。

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一方、追いかける不動も負けてはいない。立ち上がりの1番でいきなり1mにつけてバーディを奪うと、前半は2つ伸ばして4アンダーで折り返す。11番でも3mを沈めて5アンダーとすると、直後の12番で諸見里がボギーを叩き、その差は1打に縮まった。しかし、17番でアプローチを寄せきれずにボギーとした不動は、この日「70」、通算4アンダーの2位で大会3日目を終えた。

通算3アンダーの3位タイで続くのは、佐伯三貴ジャン・ジョンの2人。この日3つ伸ばした佐伯と、4つ伸ばしたジャン。明日は最終組の1つ前から逆転優勝を目指す。

一時4アンダーまで伸ばした古閑美保は、14番で3パットのダボを叩くなど後半失速して1アンダー5位タイに後退。横峯さくらも同じく1アンダー、上田桃子は通算イーブンパーの7位タイ。

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2007年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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