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推定飛距離100ヤード、超短尺ドライバーの使い道

2007/09/29 19:43

一見、子供のおもちゃのようなクラブを構えている佐伯三貴。ホールアウト後の練習場で、このドライバーを使ってティアップした球をまじめに打ち込んでいた。

このクラブは、今大会が始まる前にコーチの坂詰氏が調達して来たもの。「三貴が部屋に帰っても、大好きなゴルフのことを考えられるように」という親心(?)で作ったそうだが、佐伯本人も結構気に入っている様子だ。「部屋で鏡を見て素振りしながら、『おっ、いいところに上がってるな』とか、やってますよ」と教えてくれた。

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もちろん、ちゃんとした実用性もある。このクラブで打つには、体を大きく使って振らないといけないので、スタート前やホールアウト後のストレッチには効果的だ。また、スイング作りにも役立つらしい。

「今朝、練習場でこのクラブを使っていたら、ギャラリーの方に『ナイスショット!』って言われましたよ」と笑う佐伯。実は、スタート前の緊張感を和らげる効果もあるのかも知れない。

近頃のプロの練習風景を見ていると、面白い器具を使っている選手は意外と多い。それぞれの選手が創意工夫して、女子ゴルフのレベルも上がって来ているのだろう。(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka



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