選手コメント集/日韓女子プロゴルフ対抗戦初日(日本チーム)
2002年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカ杯
期間:09/12〜09/15 場所:太平洋C六甲コース(兵庫)
3年連続賞金女王は見えてきた。あとはメジャータイトルだ!
国内女子ツアーは、今シーズン公式戦の初戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカ杯」が、9月12日(木)から15日(日)までの4日間、兵庫県の太平洋クラブ六甲コースで開催される。女子ツアーは、一昨年まで女子オープンが6月最終週に行われ、この女子プロ選手権が秋に開催されていた。しかし、昨年の「ゴルフ100年祭」イベントの一環として、日本のオープン競技を秋に集中させたため、9月にメジャーの初戦を迎えることになった。
賞金争いでは、3年連続の賞金女王を狙う不動裕理が一歩抜け出した。しかし不動は、日本と付く公式戦、いわゆるメジャーのタイトルを取ったことが無いのだ。今シーズンの不動は、これまで16試合に出場して3勝。12試合でトップ10入りを果たす抜群の安定度を誇る。悲願のメジャータイトルを手にして、シーズン4勝目を掴めるか注目だ。
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昨年の大会は、3日目に単独首位に立った日吉久美子を福嶋晃子、木村敏美が1打差で追う展開となった。そして、福嶋が13番ホールで日吉をかわして首位に立ったが、最終18番で痛恨のダブルボギーを叩いた。
昨年の開催コース、ロペ倶楽部の名物ホールでもある18番は、ティショットで池が気になるのだが、見事にその罠にはまってしまったのだ。したがって、このホールをパーでフィニッシュした日吉久美子が、1994年以来2度目のタイトルを手にしている。
今シーズンの日吉は、5月に行われたヴァーナルレディースで、初日に単独首位に立ったが、終わってみれば7位タイ。これが最高成績で、今ひとつ調子が上がらない。そして、昨年苦汁を飲んだ福嶋晃子は、米国のツアーに出場しているため、リベンジはおあずけとなった。
安定感から見ても優勝候補は不動で間違いはないのだが、好調の木村敏美も気になる存在だ。今シーズンの木村は、2位が3回、3位と4位がそれぞれ1回と惜しいところで優勝を逃している。木村も初のメジャータイトルと今シーズンの1勝目を狙っている。