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6ストローク伸ばした藤野オリエが、7アンダーで単独首位

群馬県の小幡郷ゴルフ倶楽部で開催されている「ベルーナレディースカップ」は、2日目に入り、スコアを伸ばす選手が続出した。最もスコアを伸ばしたのは、今シーズンすでに1勝している藤野オリエだった。

1アンダー19位からスタートした藤野は、4番パー5でおよそ50ヤードの距離からチップインイーグルを奪った。前半はこれ以外にスコアは動かなかったが、後半は目の覚めるようなバーディラッシュを見せた。

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12番で残り80ヤードをサンドウェッジでピン横4メートルにつけると、13番パー5でも計ったように80ヤードを残し、今度は2メートルにつけた。続く14番パー3ではピンの左奥1メートルにピタリとつけ、15番パー5は3打目であわやイーグルというショットで4連続バーディを奪った。

「パターがすごく良くて後半はよく入った。このコースはラフに入ってしまうと難しいと思う。でもチャンスはたくさんあるコースなので、自分のショットでどうやって攻めていくか。安全に安全に明日も考えを変えずにチャンスがあれば狙っていきたい」

藤野の今シーズン1勝目は、6月初めの廣済堂レディースだった。その時は、最終日に11打差を逆転するツアー記録を打ち立てた。爆発力のある藤野が、実力を発揮した。今回は2日目に首位に立ち、追われる立場になったが、逃げ切ることはできるだろうか。

首位の藤野を1打差で追うのは、黄玉珍、曽秀鳳、野呂奈津子といった、実力あるベテランが並んでいる。3週前に行われたサントリーレディスでは、優勝のチャンスにズルズルと後退してしまった黄は、その時の雪辱を早めに果たしたい。

また、シーズン開幕から絶好調だった久保樹乃と、入れ替わるように調子を上げてきた坂東貴代が、首位と2打差の5位グループにつけている。

今週は各選手好スコアをマークしているため、予選通過はイーブンパーまで。スコアだけで見れば、今シーズン最もハイレベルな戦いになっている。

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2002年 ベルーナレディースカップゴルフトーナメント



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