マスターズGCレディース最終日 優勝・古閑美保インタビュー
2003年 マスターズGCレディース
期間:10/31〜11/02 場所:マスターズゴルフ倶楽部(兵庫)
ウェブは期待通り2位!宿敵不動は出遅れ76位!!
国内女子ツアーの第26戦「マスターズGCレディース」が、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で開幕した。今週は米ツアーからカリー・ウェブとケリー・ロビンスが招待出場しているが、ウェブが初日から好位置をキープした。
首位に立ったのはベテランのト阿玉。ツアー通算58勝、昨年「再春館レディース」で9年ぶりに優勝を果たしたが、その力はいまだ健在。4アンダーをマークしている。
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そして1打差の3アンダーで単独2位につけたのがウェブだ。2000年のシーズンまではアニカ・ソレンスタムとの2強体制を築いてきたウェブだが、昨年は全英女子オープンなど2勝。今シーズンは9月に行われた「John Q. Hammons Hotel クラシック」での優勝のみ。常勝というイメージは失せてしまったが、今週は気持ちよくスコアを伸ばし強いウェブを見せてもらいたい。
迎え撃つ日本勢ではウェブの宿敵不動裕理が5オーバー76位と大きく出遅れてしまった。不動とウェブは昨年の「ニチレイカップワールドレディス」で壮絶な優勝争いを演じた。結果的にはウェブが脱落してしまい大会3連覇を逃してしまった。ウェブとしてはその時の借りを返すことも忘れていないはず。不動が明日以降スコアを伸ばし、再び対決に持ち込むことができるか注目だ。
2アンダー3位には、坂上晴美や東尾理子など9人が集団を作っている。東尾は先日米ツアーのクオリファイスクールで上位に入り来シーズンの出場資格を掴んだばかり。今週は主催でもあるIMGとマネジメント契約をしている関係で凱旋出場をしている。今シーズン日本ツアーでは7試合に出場し、賞金ランキングは99位。日本ツアーでもシード権を確保するには、この試合で優勝するしか方法はなさそうだ。