選手コメント集/スタンレーレディスゴルフトーナメント最終日
2003年 スタンレーレディスゴルフトーナメント
期間:07/18〜07/20 場所:東名CC(静岡)
白戸が7アンダー単独首位!
国内女子ツアー第14戦「スタンレーレディスゴルフトーナメント」が静岡県裾野市にある東名カントリークラブで開幕。初日いきなり7バーディ、ノーボギーと会心のゴルフを見せた白戸由香が7アンダーで単独首位に立った。白戸はショット、パットとも好調で、5メートル以内のバーディパットをことごとく沈めた。
白戸由香
「結果に左右されず、ひとホールごとに気持ちを切り替えることができ出来た。パーオンを逃したホールでは『アニカ・ソレンスタムなら今のプレーのことはもう忘れてるよ』とキャディに声をかけられたり、落ち着いてプレーできたのが好結果につながった。今はゴルフに不安はないし、この気持ちを持続できれば優勝争いできるかもしれない」
今季序盤のカトキチクイーンズでは、最終日優勝争いに絡みながらも、後半崩れて3位タイフィニッシュという悔しい経験を積んだ。ステップアップツアーでは1勝しているが、レギュラーツアーでは未勝利。爆発力が週末まで続くか注目だ。
先週は最終日2位でスタートしながら、結局崩れ優勝を逃した村口史子が今週も4アンダー4位タイとまずまずのスタートを切った。「先週と同じミスは絶対にしない」と週末に向けて気合が入っている。
また全米女子オープン帰りの疲れから先週は不本意な成績に終わった不動裕理が2アンダー9位タイ発進。「パットは悪くなかったが芝芽が読みづらかった。上だけ突出して下は団子状態だから、気にせずマイペースでプレーする」という不動だが、クセを読んだ明日以降は伸ばしてくる可能性が高い。
その他では久しぶりのトーナメント参戦となる東尾理子がイーブンパー発進。2アンダーで迎えた18番ではダブルボギーを叩いてしまったが「やはり試合は楽しい。調子も悪くないのでトップ10を目指したい」と気にしていない様子。まずは結果にこだわるより、楽しみながら上位フィニッシュを目論んでいるようだ。