両手首の痛みにも負けず、上位に浮上した宮里藍

沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で行なわれている、国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」の2日目。通算6アンダーで、米山みどりと不動裕理の2人が首位に並んだ。

雨が降り続ける悪天候の中、首位に並んだ2人がバーディラッシュを見せた。米山は2番、3番で連続バーディを奪うなど計6つのバーディを奪取。しかも荒天の中ノーボギーという抜群の安定感で、21位から首位タイへと急浮上した。一方の不動も、3番から6番にかけて4連続バーディを奪うなど猛攻。途中スコアを崩す場面もあったが、最終的には7バーディ、4ボギーとスコアを3つ伸ばし、前日からの貯金も合わせて最高のポジションで最終日を迎える。

＜＜　下に続く　＞＞

通算5アンダーの2位タイには、2001年以来の優勝を狙う大場美智恵と、未勝利の辻村明須香の2人。通算4アンダーの5位タイに前田久仁子、ニッキー・キャンベル（オーストラリア）、イ・ジョンウン（韓国）の3人が続く展開。

注目選手では、地元出身の上原彩子が通算3アンダーの8位タイに浮上。宮里藍、横峯さくらの2人は、宮里が4バーディ2ボギー、横峯は1イーグル、4バーディ3ボギーとそれぞれスコアを伸ばし、通算1アンダーの17位タイへ浮上した。その一方で、地元の諸見里しのぶはボギーが先行する苦しい展開となり、通算6オーバーの73位タイで予選落ちを喫している。