木戸愛のフォトギャラリー
2012年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント
期間:08/31〜09/02 場所:みずなみCC(岐阜)
有村が今季3勝目に王手! 木戸、アンら1打差
◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 2日目◇みずなみCC(岐阜)◇6,537ヤード(パー72)
雷雲の接近により、14時12分からおよそ2時間にわたる中断を挟んだが、全選手が無事に第2ラウンドをホールアウト。通算イーブンパー、43位タイまでの58人が決勝ラウンドに進んだ。
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単独首位で最終日を迎えるのは、2度の3連続を含む7バーディを量産し、「67」をマークした有村智恵。最終18番こそダブルボギーとしたが、通算10アンダーの単独首位に浮上した。2位とは1打差ながら、得意の逃げ切りパターンに持ち込んで今季3勝目に王手をかけている。
通算7アンダーの2位タイに、この日のベストスコアに並ぶ「65」で21位タイから浮上した木戸愛と、黄アルム、アン・ソンジュ(いずれも韓国)の2人。通算8アンダーの5位タイに、成田美寿々、服部真夕と、韓国勢のリ・エスド、李知姫が続く。単独首位からスタートした福田裕子はイーブンと伸び悩み、通算6アンダーの13位タイに後退した。
<有村、ダボフィニッシュでも首位キープ>
前半4つ、後半も3つスコアを伸ばして迎えた最終18番、有村智恵はティショットを右に曲げ深いラフの中に入れてしまう。前方には林、グリーンへは打ち上げとなる。「フェアウェイに出すのも結構難しかったし、左足上がりで球は上がるので木は越えると思った」と放った2打目は思った以上に球が上がって林を完全に越えることはできなかった。3打目でフェアウェイへと戻して、4オン2パット。最終ホールをダブルボギーで終えたが、「状況判断を誤ったけどゴルフの内容は悪くない。落ち込むことなく、逆に気を引き締めて明日に臨める」と前向きだ。
今大会直前に米ツアー挑戦を表明したばかりの有村。ただでさえモチベーションは高いが、明日は最終組で高校の後輩、木戸愛と優勝を争う。「(前回、最終日に木戸と回った)アースモンダミンでは最終組の1組前で1、2打差を追いかけてスタートした。明日は追いかけられる立場だし、最終組なのでまた違った気持ちだと思う。それに、彼女の初優勝を願っていた時期とは違う。明日は自分の良いゴルフをできたら」と、気合は十分。「楽しみです」と力強く言い切った。