有村智恵の戦績&プロフィール
2011年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/26〜08/28 場所:桂GC(北海道)
首位に6人の大混戦!有村が1打差
北海道にある桂GCで開催されている、国内女子ツアー第17戦「ニトリレディスゴルフトーナメント」の2日目。上位勢がスコアを伸ばしきれず、通算4アンダーで6人が首位で並ぶ大混戦となっている。首位になったのは向山唯、笠りつ子、表純子、全美貞(韓国)金ナリ(韓国)、イエ・リーイン(中国)の6人。
首位グループと1打差の通算3アンダー7位には、2試合連続優勝を狙う有村智恵、三塚優子、竹末裕美、吉田弓美子の4人が続いている。有村はイーブンパーの24位タイから3ストローク伸ばして優勝争いに加わってきた。
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通算2アンダー11位タイは、イ・ボミ、アン・ソンジュ、キム・ソヒ、宋ボベといった韓国の実力者たちが並び、首位とは3打差から逆転優勝を狙う。初日1オーバー42位タイと少し出遅れていた横峯さくらは、16番からの上がり3ホールを3連続ボギーと苦しい内容となったが、ぎりぎりで予選は通過した。
<有村、2週連続Vに前進!>
首位に4打差の24位タイからスタートした有村が、3バーディ、ノーボギーの「69」をマーク。上位陣が伸び悩む中でリーダーズボードを駆け上がり、首位に1打差の通算3アンダー7位タイに浮上した。アウトの前半は全てパーと伸び悩んだが、後半に入り流れを掴む。12番ではグリーン手前8ヤードから直接SWで捻じ込みチップインバーディ。さらに14番(パー5)、16番(パー3)とバーディを重ね、首位に肉薄した。2打差に19人がひしめく大混戦の展開に、「あまり順位は気にせずに、明日はガツガツせず、今日みたいにガマンするところはガマンして、チャンスがくればバーディを獲るゴルフができればいい」と、自らのプレーだけを見つめ2週連続Vに挑む。
<向山が首位をキープ、ツアー初Vに王手>
初日を単独首位で終えた向山はイーブンパーと伸び悩んだものの、通算4アンダーの首位タイと絶好のポジションをキープ。首位に5人が並ぶ混戦状態ながら、ツアー初タイトルに王手をかけた。インの前半で2ストローク落としたものの、終盤7番、8番の連続バーディでナイスカムバック。「よく戻ってきたと思う」と笑顔を見せた。明日は、ツアーでは初めての最終日最終組。「緊張しないようにはできないと思うので・・・。絶対に緊張しますよね? どうしましょう」と、早くも緊張の面持ちだった。
<三塚、2年5ヶ月ぶりの勝利なるか>
09年の開幕戦からタイトルが遠ざかっている三塚が、通算3アンダーの7位タイに浮上。首位に1打差と、逆転勝利を圏内に捉えて最終日を迎える。1ストローク伸ばして迎えた後半、2番の2打目であわやイーグルというスーパーショット。このバーディを皮切りに3連続バーディを奪い、一気に首位に詰め寄った。「いつも通りやれば良いかな。逆に変なプレッシャーをかけると、(ショットが)林まで行ってしまいそうなので」。2年5ヶ月ぶりの勝利に向けて平常心で臨む。