【2011年版】藤田幸希の最新クラブセッティング
2011年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
期間:03/04〜03/06 場所:琉球GC(沖縄)
藤田が首位発進! アンが2打差、藍と美香は出遅れる
沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で3月4日(金)、国内女子ツアー初戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が開幕。全体的に伸び悩む展開となる中、藤田幸希が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、5アンダーで単独首位に立った。
3アンダーの2位タイには、ニッキー・キャンベル(オーストラリア)とアン・ソンジュ(韓国)。2アンダーの単独4位に穴井詩、1アンダーの5位タイに上田桃子、宅島美香、馬場ゆかり、申智愛(韓国)、昨年の韓国女子ツアー賞金女王のイ・ボミ(韓国)が続いた。横峯さくら、諸見里しのぶ、有村智恵、大山志保、金田久美子らはイーブンパーの10位タイ。宮里美香は3オーバーの49位タイ、宮里藍は4オーバーの63位タイと出遅れた。
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藤田幸希「上出来のゴルフでした」
寒さと強風でスコアメイクに苦しむ選手が多い中、6バーディ1ボギーのラウンドとなった藤田は、スタートの1番パー4で第2打をピンまで80センチにつけ、1つ目のバーディを奪った。その後も、5~6mのパットを決めるなど前半にスコアを4つ伸ばす。後半に入った11番でもアプローチが冴えてバーディを奪ったが、14番で8mを3パットしボギー。それでも、「強風の中びっくりするくらい内容の良いゴルフだった」と振り返り、「右からの風には右に打つ」と深く考えずにシンプルなゴルフをしたことが功を成したと話した。
上位を占める韓国勢!
一時はイ・ジウ、イ・ボミ、朴仁妃、イ・ナリ、アン・ソンジュ、申智愛ら6人が、上位を占める猛勢を見せた韓国勢。最終的には、首位と2打差の2位タイにアン・ソンジュが入った。「風が強いコンディションだけど、(選手みんな)条件は一緒なので。スコアはいま一つですけど、順位には満足しています」とコメント。今日はミスが多かったと話すアンだが、2年連続優勝に向けて早くも上位に顔をのぞかせている。申智愛、イ・ボミは、1アンダー5位タイにつけた。
穴井詩「事故みたいなバーディでした」
2アンダーの単独4位には、10番からスタートした穴井詩(らら)が、5バーディ1ボギー1ダブルボギーでつけている。過去2度のファイナルQTで失敗したが、プロ転向3年目となる今年は、昨年末の同QTで34位に入り今年の出場権を掴んでいる。ショットに磨きが掛かった今年は、苦しんだ昨年までとは違うプレーを見られるかに注目だ。
上田桃子「ストレスのないラウンド」で5位タイ
初日の最終ホール、上田が放った3打目25ヤードのアプローチショットは、カップに吸い込まれチップインイーグル!それまでの我慢のゴルフとは対照的に派手な幕切れとなった。今週初めて帯同するキャディとのコンビネーションも抜群で、「ストレスがなく無理のないゴルフが出来ました」と、残り2日間に繋げていく。