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石川遼が首位と4打差!3位タイで最終日に逆転を狙う!!

宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの第23戦「ダンロップフェニックストーナメント」の3日目。この日も晴天に恵まれ、風は2mと微風のためスコアを伸ばす選手が続出するかと思われたが、中盤は混戦状態が続いた。

その中で一人飛び出したのはタイのプラヤド・マークセン。この日4ストローク伸ばし通算8アンダー、2位に2打差をつけ単独首位で最終日を迎えることになった。マークセンは6月の「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」でツアー初優勝を果たすと、翌週の「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」で2週連続優勝を果たした。その後は優勝争いに絡むことができていなかったが、賞金ランキングでは5位につけている。

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2打差の単独2位は、単独首位からスタートした近藤智弘。前半2つのバーディを奪いマークセンと併走を続けていたが、最終18番パー5で3パットでのボギーを叩き、通算6アンダーに後退してしまった。

そして、首位とは4打差がついているが、通算4アンダー3位タイに浮上してきたのが石川遼。4番でバーディを先行させるが、中盤3つのボギーで1アンダーまで後退。しかし後半は13番パー4でティショットをグリーンオーバーさせるなど、攻めのゴルフで4つのバーディを奪った。石川と並び3位タイは富田雅哉ブラント・スネデカーの2人。

さらに1打差の通算3アンダー6位タイには丸山茂樹をはじめ、谷口徹藤田寛之谷原秀人矢野東といった日本ツアーを代表する選手たちが並んでいる。最終日にこの中から優勝争いに浮上してくる選手は現れるのだろうか。それとも現在首位のマークセンが逃げ切るのか、そして今季2勝目を狙う石川遼は、どんな戦いをするのか。興味は尽きない。

2008年 ダンロップフェニックストーナメント



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