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今平周吾が開幕戦以来の今季2勝目へ単独首位 2打差2位に吉田泰基

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目(11日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)◇曇り(観衆7661人)

元賞金王の今平周吾が後続に2打差をつけ、単独首位に抜け出した。第3ラウンドは2位から出て6バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算12アンダー。開幕戦以来の今季2勝目に前進した。

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順延されていた第2ラウンドの前日未消化分も合わせて、この日“2回目”となった最終18番(パー5)。日没前で視界が暗い中、今平は2m弱のバーディパットを外した。「吉田(泰基)選手にイーグルを取られたので、バーディは取っておきたかったですね」と嘆いたが、後続とは2打差ある。

現在の賞金ランキングは9位で、4000万円がかかるシーズン2勝目はツアー終盤戦をかき回すことにもなりそう。「優勝したら賞金王とかも考えると思いますけど、まずは今週の優勝を目標にしています。これまで通りのプレーができれば」と淡々と語った。

プロ4年目で25歳の吉田は首位から出て、最終18番のイーグルで「68」をマーク。10アンダー2位に踏みとどまった。

ツアー1勝の杉山知靖が21位から出て、第3Rのベストスコア「64」で回り、7アンダー3位に浮上。賞金ランキング66位とシード争いに身を置く宮里優作が6アンダーで、ソン・ヨンハン(韓国)と並ぶ4位につけた。

賞金ランク2位の金谷拓実は9位から出て5バーディ、4ボギーの「69」で4アンダー11位。昨年大会覇者の石川遼は34位から出て、6バーディ後に2ボギーを打ち「66」で3アンダー13位。

賞金1位の中島啓太は26位からパープレーで回り、イーブンパー31位にいる。

<上位成績>
1/-12/今平周吾
2/-10/吉田泰基
3/-7/杉山知靖
4T/-6/ソン・ヨンハン宮里優作
6T/-5/杉原大河細野勇策市原弘大片山晋呉ジャスティン・デロスサントス

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2023年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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