「三井住友VISA太平洋マスターズ」初日スコア
2021年 三井住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/11〜11/14 場所:太平洋C御殿場コース(静岡)
高山忠洋と幡地隆寛らが首位発進 1打差に金谷、片山ら
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 初日(11日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)
42歳の高山忠洋と28歳の幡地隆寛、ディラン・ペリー(オーストラリア)がいずれも「67」でプレーし、3アンダーの首位に並んで発進をした。高山は5バーディ、2ボギー、幡地は1イーグル4バーディ、3ボギーで回った。
<< 下に続く >>
高山は2018年の夏に中心性漿液(しょうえき)性脈絡網膜症という目の網膜剥離でツアーを離脱。同年冬に手術を受け、昨年9月に特別保障制度(公傷)を利用してカムバックを果たした。与えられた9試合のチャンスでは57万910円足りずに保持していたシードこそ喪失したが、シーズンの賞金ランキングは29位とシード復帰を確実にしている。
公傷をクリアできなかった直後の時期には2002年以来19年ぶりとなる下部ツアーにも出場して試合勘を維持してきた。「この試合もそうですが、(下部)AbemaTVツアーも推薦をいただいて出ることができた。感謝しかない。感謝の気持ちを込めて、1打1打プレーしたい」と決意をにじませた。
2アンダー4位に片山晋呉、金谷拓実、比嘉一貴、稲森佑貴、片岡尚之、、木下裕太。1アンダー10位に久常涼、深堀圭一郎、時松隆光ら6人が続いた。
賞金ランキング2位のチャン・キムと3位の星野陸也がともにイーブンパーの16位。ランク1位の木下稜介は2オーバー31位とした。
ディフェンディングチャンピオンの香妻陣一朗は3オーバー38位。3季連続賞金王を狙う今平周吾は「75」で5オーバー60位と出遅れた。
<主な上位成績>
1T/-3/幡地隆寛、高山忠洋、ディラン・ペリー
4T/-2/片山晋呉、金谷拓実、比嘉一貴、稲森佑貴、片岡尚之、木下裕太
10T/-1/深堀圭一郎、塚田陽亮、竹谷佳孝、久常涼、堀川未来夢、時松隆光