「カシオワールドオープン」初日スコア
2019年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/28〜12/01 場所:Kochi黒潮カントリークラブ(高知)
47歳の宮本勝昌が単独首位 石川遼14位 今平周吾は出遅れ
◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(28日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7335yd(パー72)
47歳の宮本勝昌が7バーディ、1ボギーの「66」でプレー。5月「中日クラウンズ」に続く今季2勝目へ6アンダーで単独首位発進を決めた。
<< 下に続く >>
「のどが痛い」とマスク姿でプレーした宮本は1つスコアを伸ばして迎えた後半アウトで5バーディを奪った。第2打をピンそば1.5mにつけた3番から3連続。「ミドルパットが良く入った。ここは短い距離でも芝目と傾斜の絡みで非常に読みにくい」というグリーンを、今週初めてコンビを組んだ男性ハウスキャディと攻略した。
過去3勝の次週「日本シリーズJTカップ」の出場権をすでに持ち、「僕はもうシニアに向けてのカウントダウン」と笑う。一方では優勝で得た来季からの2年シードで「50歳になる年もレギュラーツアーに出られる」。老け込む様子はなく「谷口徹さん、手嶋多一さん、藤田寛之さんみたいに50歳を超えてもレギュラーで戦っていられるような選手でいたい」と、さらなる飛躍を狙っている。
今季は欧州ツアーを主戦場としてきた川村昌弘が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、香妻陣一朗、堀川未来夢、小林伸太郎と並んで5アンダー2位とした。
4アンダー6位に片山晋呉、武藤俊憲、キム・ヒョンソン(韓国)、アマチュアの杉原大河(東北福祉大)、藤田寛之ら8人が並んだ。
賞金ランキング5位でホストプロの石川遼は3バーディ、ノーボギーの「69」でプレー。同ランキング2位のショーン・ノリス(南アフリカ)、塩見好輝、浅地洋佑らと並んで3アンダー14位とした。
前年覇者のチェ・ホソン(韓国)が1オーバー72位。2年連続の賞金王を目指す賞金ランキング1位の今平周吾は2オーバー84位と出遅れた。
<上位成績>
1/-6/宮本勝昌
2T/-5/小林伸太郎、堀川未来夢、川村昌弘、香妻陣一朗
6T/-4/片山晋呉、武藤俊憲、杉原大河、藤田寛之、中西直人 ほか
14T/-3/石川遼、浅地洋佑、ショーン・ノリス、正岡竜二、塚田陽亮 ほか