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2013年 ザ・ロイヤルトロフィ
期間:12/20〜12/22 場所:ドラゴンレイクGC(中国)

石川も藤田も敗れ…アジア選抜まさかの大逆転負け

◇アジア選抜vs.欧州選抜対抗戦◇ザ・ロイヤルトロフィ 最終日◇ドラゴンレイクGC(中国)

アジア選抜が2ポイントリードして迎えた最終日はシングルスマッチプレー8試合が行われ、5勝2敗1分とした欧州選抜が大逆転。8.5-7.5でアジア選抜を下し、2年ぶり5回目の優勝を果たした。

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先に主導権を握ったのは、あと3.5ポイントの加算で勝利が決まるアジア選抜だった。ダブルス戦で2連勝を挙げた好調のタイ勢がチームを牽引。トップを任せられたキラデク・アフィバーンラトが3&2の完勝でポール・ローリー(スコットランド)を退けると、第2組目のトンチャイ・ジェイディもスティーブン・ギャラハー(スコットランド)を4&2と寄せつけず、幸先良く2連勝スタートを切った。

石川遼は3組目に登場。マーク・ウォーレン(スコットランド)を相手に終盤まで一進一退の攻防を演じたが、オールスクエアで迎えた最終18番でボギーを叩いて惜敗を喫すると、以降の主導権は完全に欧州選抜へと移った。

先に6組目のトービヨン・オルセン(デンマーク)が呉阿順(中国)を3&2で破ると、続く7組目のベルント・ウィスバーガー(オーストリア)も藤田寛之に3&2で完勝。4組目のデービッド・ハウエル(イングランド)も、終盤2連続ボギーで自滅したキム・ヒョンソン(韓国)を土壇場の4ホール連続奪取で逆転し、欧州の4連勝で一気に7対7に並んだ。

5組目のキム・キョンテ(韓国)はなんとか踏ん張ってアルバロ・キロス(スペイン)と引き分け、優勝の行方は最終組を回るリャン・ウェンチョン(中国)とニコラス・コルサーツ(ベルギー)の結果に委ねられた。引き分ければプレーオフという状況だったが、1ダウンで最終18番を迎えたリャンがボギーを叩いて終戦。欧州選抜が鮮やかな逆転優勝を飾った。

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