<40代は惑える戦士。せつないかな、誰もが藤田や谷口になれるわけではなくて・・・>
1998年 〜全英への道〜ミズノオープン
期間:06/25〜06/28 場所:瀬戸内海GC(岡山)
代わってワッツが首位浮上。深堀、渡辺が追う!
入り変わりが激しい。昨日の首位 B.ジョーブは74として後退し、意気込んでいた鈴木亨も沈んだ。好位置につけていたB.ワッツがチャンスをつかんでグイッと首位。深堀、渡辺司も着実に浮上してきた。
ワッツは5バーディ、1ボギー。「調子が良かった。今週いちばんのゴルフができた。でも渡辺サンやジョーブがスコアを伸ばす可能性もあるしね、4日目終わってトップで終わればいいね」
ワッツが心がけるのは(1)集中、(2)低い球筋、(3)ガマン の3つだそうだ。
深堀は出だしがボギーだった。しかし「2番で難しいアプローチだったのをパーセーブできたのが大きかった」という。3番4番を連続バーディ。集中したプレーを続け、最終18番もバーディとして、気分よく最終日にのぞむ。
「今年の目標は日本シリーズに出場し、そこで勝つこと。実りの秋にはまだ早いけど、でもこれまでの蓄積がそろそろ出てきてもいいころかな」
「今季勝てない丸山(茂樹)もボクが勝てば刺激になるはず」と言う。かなり手応えを感じている様子だ。
渡辺司も70をマークした。「外国勢がこんなに勝ってるんだから、週替わりのように顔を出す日本人同士、一致団結して頑張らなくちゃ、と深堀と話した」のだそうだ。「ワールドカップも予選敗退。でもゴルフの日本ツアーでは是が非でも負けたくない。スコアボードに日本人の名前が乗ってなくちゃ、つまらないでしょ」 かくして急遽「日本人同盟?」が誕生した。
せっかくゴール前まで詰めたのだから「最後でお茶目なショットはしないようにしたいね」と笑った。昨夜はすっかりサッカーを見ていたらしい。
深堀の刺激を受けた(?)丸山茂樹はあいにくの77。ミスしてから頭の中が「真っ白」になってしまって、何も考えないでプレーしてしまったのだそうだ。
中島常幸はボギーなしの6バーディ、66をマークした。換えたクラブが手に馴染むようになってきたのだという。「まだ詳しくは言えないが、スチールシャフトに換えたのはいわば若返り作戦。明日はカマスよ」は明るく宣言した。