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飯合肇、猛烈追い上げで開幕戦勝利!

昨年もそうだったが、この開幕戦のジャンボ尾崎、最終日に冷や汗を流すジンクスになっているのかもしれない。去年はなんとか逃げきったが、2年続けては通用しなかった。逃げきるには飯合肇の追い上げがあまりにも猛烈。チャンスはありながら惜しいパットを外し続け、ついに1打足りなかった。

「後半になってパッテンィク、よくなってきたんだけどね。17番、18番はいいパットだったよ。まぁ、トライはしたんだし。それにしても、まさかメシにやられるとは・・」とジャンボ。

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飯合は最終日64。インに入ってからはなんと6バーディ。ツボにはまったときのコングの迫力をあらためて見せつけた。一昨年のサントリーオープン以来、ぷっつり優勝から遠ざかっていた。忘れかけた頃になっての、本当に久しぶりの勝利。

「17番のパーパットが入ったときに優勝をちょっと確信した。これで18番をとれば勝てるんだ・・・」と思った。しかしホールアウトしてから、最終組ジャンボのプレーに対しては「きっとイーグルチャンスになるだろうなと思っていた。だってギャラリーがそう期待しているわけじゃない。入ってくれ!とみんな思ってるわけでしょ。ボクも同じような気持ちですよ」

ジャンボにイーグルなど入れられては本当は困る。しかしそれとは別に、そういうギャラリーと一緒の「イケイケの気分」でこの最終日を飯合もプレーした。熱気で18ホールをプレーしてきたから、いいパットをしてくれ!とエールを送ることに違和感はなかった。

飯合が最高のプレーをしていたのは1993年。賞金王。 「でも94年に病気して、自分自身では進歩してると思ってるんだけど、ちょっと置いていかれてしまって・・」苦しみ、迷った。何が悪いのか、何が違ってしまったのか、思い出そうとしてもなかなかつかめなかったという。

そして開幕戦。初日もパットの調子が悪かった。初日終わってから、ジャンボがパターをくれた。「そのパターが練習から実によかった。今日も2メートルくらいの、入れたいパットがみんな入ってくれた」

もちろん、ジャンボに対してなんの遠慮もない。 「クラウンズ、サンケイ、日本プロあたりで本当の戦いをしたいな。ジャンボが米国から帰ってくるまでにもう1勝しておきたい。今度は優勝をしっかり意識して戦いたいね」

イケイケ・モードになった飯合は実際、何をやるかわからない。ひっとしたら今年は大復活の年になるのだろうか。

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1998年 東建コーポレーションカップ



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