大洗と相性抜群の平塚哲二。大会3勝目への期待が高まる

国内男子ツアー第4戦「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」が、5月28日（木）から31日（日）までの4日間、茨城県にある大洗GCで開催される。この大会は、毎年コースを変えるサーキットトーナメントの形式をとっており、大洗が舞台になるのは2007年以来2年ぶり。この年は平塚哲二が勝利を飾っている。

今年の優勝候補筆頭は、平塚の名が挙げられるだろう。3週間のオープンウィークに入る前に開催された「中日クラウンズ」では、ショットの復調に加えパットが冴え渡り、2年ぶりの復活勝利を挙げるなど調子は上向き。さらに大洗では2007年に加え、2004年大会でも勝利を飾っており、ツアーでも屈指とされる難コースとの相性は抜群だ。

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開催地・茨城県出身の片山晋呉にも注目。積み上げた通算26勝のうち、今大会のタイトルは意外にもゼロ。地元の応援を背に受け、初タイトル獲得に向け高いモチベーションで臨むはず。早々に今季初勝利を手にして勢いの乗りたい矢野東、谷原秀人、近藤共弘、宮本勝昌、深堀圭一郎ら実力派プレーヤーたちも目が離せない存在だ。また、開幕前に自動車事故により左肩を脱臼し、ツアーから離れていた谷口徹が、今シーズン初出場を予定している。

さらに、昨シーズンは予選落ちを喫している石川遼も出場を予定。強い海風と生い茂る黒松がプレーヤーの行く手を阻む難コースに、ドライバーで攻めのプレーを展開するのか、堅実なコースマネジメントでリスクの少ないプレーを展開するのかに注目したい。

【主な出場予定選手】
P.マークセン、石川遼、尾崎将司、小田孔明、片山晋呉、近藤共弘、谷口徹、谷原秀人、手嶋多一、中嶋常幸、平塚哲二、深堀圭一郎、藤田寛之、宮里優作、宮本勝昌、横尾要