フェニックス歴代覇者は上位で決勝ラウンドへ
1999年 東海クラシック
期間:10/07〜10/10 場所:三好CC西コース(愛知)
片山晋呉抜け出す。2打差に横尾
2日目の東海クラシックは片山晋呉が単独首位。12アンダーとただ一人昨日からのペースを維持してトップに残った形だ。2位には片山と同じく67をマークした横尾要が隙を狙いながら待機している。前日65でトップスタートした倉本昌弘、伊沢利光が2位と2打差の9アンダーで3位につけている。
倉本らと前日首位タイに並んだ小林正則は74とし5アンダー15位に後退した。日本オープンで久々の出場となった田中秀道。前回は第1ラウンド9番ホール終了後に左膝痛のため棄権したが、今回は79・76の11オーバー114位で予選を通過ならず。
<< 下に続く >>
6バーディ、1ボギーとした片山晋呉。「自分の読みがグリーンに対してかなり合っている。」 来週は男子競技は休みのブランク週となるせいか「今週は何とかしたいと思っている」 パットの入っている今は何も気にならないというが「リズムが狂い出してきたらグリーンがかなり気になりだすんでしょうね。自分の中では秋の開幕戦のつもりで出場しているのでリズムのいい今のうちに課題としてるショットを1つ1つ片づけていかなければ」
前半の2番から5番ホールを4連続バーディで決めた横尾要は6バーディ、1ボギー。「昨日と比べると今日はショットが良くなかった」という。後半では3アンダーを目標にしたが1バーディ、1ボギーだった。後半は風を気にしたり12番ホールでは2メートルのバーディパットをはずして「波に乗れなかった」
同じ大学(日大)で4年間プレーした仲間は皆プロになっている。もちろん片山もその一人。同一組でプレーしたのは予選ラウンドをのぞけば大学4年の全日本学生の最終日以来。「体調はベストに近い。決勝ラウンド、是非一緒にプレーしたいです」
8アンダー5位のスチュワート・シンクは6バーディ、ボギーなし。まだ短いパットを4つ、5つはずすことがあったが「パッティングの調子は戻ってきているので、明日はもう少し決める。楽しみです」