トーナメント初解説!佐藤信人の目/タイランドオープン初日
1999年 日本プロゴルフ選手権
期間:05/13〜05/16 場所:GCツインフィールズ ゴールドC(石川)
首位に3人。ジャンボも浮上中
第2ラウンドを終えてみれば、3アンダートップに尾崎直道、田中秀道、伊沢利光が並んだ。続く4位は1打差で河村雅之、細川和彦、高橋勝成、金鍾徳。いつのまにかジャンボが浮上してきている。
体の不調が伝えられている田中は、3バーディ、3ボギーでパープレー。昨日の貯金が効いて、2人に追いつかれはしたもののトップ脱落は免れた。「10番まではトントントンで、ちょっと調子こいていたかもしれませんね」と反省。15番など絶対にのせたいところで奥に外してしまった。明日は「もうちょっと内容の濃い よいパーを取れるように頑張る」
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「2日終わってこのスコア。良いでしょう」アウトからスタートした尾崎直道、前半で4バーディを決めた。トータル5バーディ、4ボギーで71とした。「今日は、トータルアンダーでフィニッシュ出来たという事が気分的に大きい」
「今週からアイアンを変えた。そのせいかイメージ道りにいってくれる」という伊沢利光は4番ホールをダブルボギーにしたが、5つのバーディに助けられ、直道と共に1アンダー。
今野康晴、小山内護ら6名の棄権があった。倉本昌弘も棄権。14番ホールで暫定球の処置にからんで「精神的にプレー継続不可能」との理由で棄権となった。
倉本はショットが不安定で計8回も打ち直しをしているうちに、どのボールがセーフなのか不明瞭となってしまった。ギャラリーに教えられたセーフ球でプレーを続行はしたが倉本は「誤球をプレーし続けたため失格」と申し出、競技委員はこれを「棄権」と認定した。どうもスッキリしない出来事だ。
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