【’12年10月第3週】谷口徹、キム・ソヒの優勝パター
2000年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/19〜10/22 場所:袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉)
今度は宮本勝昌。3差で単独首位
バーディ大量生産で日替わりトップが続く。3日目は伊沢利光が後退して宮本勝昌が6アンダーマーク。14アンダーにまでスコアを伸ばした。佐藤信人は着実にアンダーパーのウランドを並べて2位キープ。横尾要はなんと8アンダー64というラウンドをした。谷口徹、田中秀道なども浮上してきている。
首位は3打差をあけて単独トップふうだが、このコースでは誰がどう飛び出すか見当もつかない。明日も激戦になりそうな様子だ。
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今日の宮本勝昌は8バーディ、2ボギー。インはボギーなしだった。「もう一杯々々。もう自分のプレーも覚えてないくらいでしたから。目の前の1打に集中しちゃってたから、優勝争いなんてぜんぜん考えてなかった」
このところ調子が良くない。それがかえって「目の前のボール」に集中させてくれたという。リーディングボードもほとんど見なかった。集中を続けて18番まで来て、最後のアプローチだけは優勝という2文字が脳裏をかすめた。6メートルに付け、バーディ。3連続バーディで締めくくった。
宮本が「明日は賞金王と有名人とのラウンドですね」という。その「賞金王」佐藤信人は「面白い展開!」と嬉しがる。
「見てる方は楽しいんじゃないですか? ランキングトップの人たちが争う展開の中に自分がいることができる。楽しいですね。そういう中で争えるってのは楽しいです」 「3打差? 正直いって大きい。でもまぁ、何が起きるかわからないのがゴルフですから・・」
「有名人」横尾要は出だしのパー4をイーグル。エッジまで161ヤードのセカンド、7番で入れた。トータルでは1イーグル、7バーディ、1ボギー。64はコースレコード・タイ。
「アウトは1番のラッキーがあったからですけど、インに入ってからショットをつかんだんです。自信をもってやれました」
13番のバンカーからのセカンドで、なんとなく左に飛びそうだなという感じがした。打ってみたら案の定、左方向。それで「体の向きが違っているんだな、とわかった」という。わかってしまえば自信回復。15番、16番、18番と納得のバーディが取れた。パッティングのフィーリングもいい。5メートル、10メートルもよく入ってくれた。
ジャンボ尾崎はまだ諦めてはいない。バック9ではバーディが4ホール取れた。「トップが伸びてて、まだまだ追いかける立場。でも思ったより伸びてない訳だからね・・。まだ明日1日、大きなスコアを出した者が勝ち。65くらいをポッと出せれば・・。4イーグル取るつもりで行く」