選手コメント集/ダンロップフェニックストーナメント 最終日
2001年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/08〜11/11 場所:フェニックスCC(宮崎)
30歳になったデュバルが10アンダー単独首位を守った
国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の2日目。初日いきなり単独首位に立ったD.デュバルが、序盤からスコアを伸ばした。9日の今日、30歳のバースデイを日本で迎えたデュバルは、出足の1番で幸先の良いバーディを奪い気分良くスタートした。そして3番パー3から3連続でバーディを奪い、5ホールを終了して4アンダー。通算でも10アンダーまで伸ばした。何処までスコアを伸ばすのか、周囲はざわめきだしたが、その後は2バーディ、2ボギーで終了。それでも単独首位をキープしている。
「1番ティでギャラリーから、ハッピーバースデイ♪を歌ってもらって嬉しかった。30歳になった今日のスコアには不満です。今日はいいスコアを出すチャンスだった。今のゴルフは60台前半が出てもおかしくない内容だと思う」
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そして、この日は出るべき人が上位に出てきたという感じになった。デュバルを2打差で追うのは、この日5ストローク伸ばしたD.ゴセット。5バーディ、ノーボギーの堅実なゴルフで単独2位に浮上してきた。
7アンダーの3位には、やはり5ストローク伸ばしたA.バデリーと、日本オープン覇者で先週は惜しくも2位となった手嶋多一の2人が並んでいる。早くも注目の招待選手が上位を独占してしまったが、日本勢も奮起してもらいたい。
そんな中、この日のベストスコア65をマークし、5位に浮上してきたのがディフェンディングチャンピオン片山晋呉だ。8バーディ、2ボギーと攻めのゴルフで全米プロ4位の実力を発揮した。
また、初日1アンダーと静かなゴルフで26位につけていた伊沢利光は、前半3バーディで順位を上げてきたが、後半は逆にボギーを3つ叩き振り出しに戻ってしまった。しかし、最終18番で快心のイーグルを奪い、トータル3アンダー15位まで順位を上げた。残り2日間、片山、手嶋と共に外国勢と競ってもらいたい。