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今年も1回戦から波乱が起きた

国内男子ツアー「2002日本プロゴルフマッチプレー選手権」が開幕した。初日は晴天に恵まれ、気温も21度と過ごしやすく絶好のゴルフ日和となった。この日は1回戦16試合が行われ、勝ち上がった16名が明日行われる2回戦に駒を進めた。

1組目でスタートしたのは伊沢利光と桧垣繁正。伊沢は、5ホールを残して3アップと余裕のゴルフを展開していたが、桧垣に14番、15番、18番ホールを取られ、土壇場でスコアをタイに持ち込まれてしまった。一瞬、桧垣に流れが傾いたが、プレーオフの権利を手にして油断したのか、伊沢が1ホール目であっさりと勝利をものにした。

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そして日大時代の恩師、故竹田監督の葬儀出席の為、前日の晩に現地入りした今野康晴は、未勝利ながら今季好調の平塚哲二と対戦。今野が3ダウンとなり、ドーミーホールで迎えた16番から2つ連続で取り戻し1ダウンまで詰め寄ったが、最終ホールを分け、あえなく敗退。そして久保谷健一藤田寛之と対戦し、前半から3つリードを許す苦しい展開となった。後半に入り11番ホールで4ダウンとなった久保谷は、戦意喪失。その後の残りホールを全て分けとして、4アンド3と大差をつけれらニドムを後にすることとなった。今野と久保谷という、今季2勝を挙げツアーを盛り上げている2人が1回戦で姿を消す波乱が起きた。

その他では、佐藤信人が1アップ、谷口徹が2アンド1、ディーン・ウィルソンが19ホール目で1アップ、片山晋呉が4アンド3など、今大会シード上位者が揃って順当に勝ち上がった。

またベテラン勢の中で期待された尾崎直道飯合肇だが、尾崎はスメイル、飯合はレイコックと対戦し、両組とも18ホール目をタイで向かえる接戦となったが、その最終ホールで尾崎は敗れ、飯合は勝利するという、明暗を分ける1日となった。

※【ドーミーホール】:そのホールで勝つか引き分ければ、マッチの勝利が決定するホールを指す。
※【アップドーミー】:そのホールで勝てば、マッチの勝利が決定するホールを指す。
※【スコアの見方】:例)「2アンド1」:「2」はアップ数を指し、「1」は残りホール数を指す。
マッチプレーでは、勝ちが決定したホールで試合は終了となる。

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2002年 日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯



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