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初優勝を目指す3人がトップグループ

国内男子ツアー「住建産業オープン広島ゴルフトーナメント」3日目。

2日目、首位タイに踊り出た立山光広は、2年前の本大会で4位に入り、これを弾みにシード権を手にしたゲンの良い試合。得意なコースでこのまま突っ走りたいところだったが、スタートからショットが定まらず、ボギーが先行する苦しい展開となった。良いショットを放っても、グリーンが硬くなった影響で、なかなかパーオンできず、結局この日は1バーディ、3ボギー、2ダブルボギーとまとまらず、自滅した。特に16、17番ホールで2連続ダブルボギーを叩いたのが響いた。

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代わって首位に立ったのは、ツアー未勝利の平塚哲二。5アンダーでスタートした平塚は、1番ホールでバーディを奪うと、前半は5つのバーディを奪い10アンダーとすると、後半も14番から2連続でバーディをもぎ取り、快心のノーボギーラウンドで65をマーク。12アンダーで単独首位となった。

「ショットが安定している。ゴルフは悪くないが、スコアがまとまらない状況が続いていた。まあまあ自分のゴルフができるようになってきている。マンシングの時、1度最終日最終組を経験して、悪いなりにもできるようになってきたし、明日は狙っていく」と自信たっぷりにコメント。明日の目標は4アンダーで回ることだそうだ。

同じく未勝利ながら、今季安定したプレーを見せている韓国のS.K.ホが、1打差の2位につけた。派手さはないものの、安定したショートゲームから、得意のパターで少ないチャンスをモノにするゴルフが身上の選手だ。出だしからボギーが先行し、嫌なムードで前半を折り返したが、12番から15番ホールまでの間に3つバーディを奪い、11アンダーまで伸ばした。

「スコアは1つしか伸ばせなかったが、風が強かったので結果には満足している。最終組でのスタートは緊張するが、明日は、追いかける立場でスタートするので、気が楽。天気が良ければ16か17アンダー、雨だったら15アンダーが優勝スコアになると思う」と冷静に試合分析したS.K.ホ。韓国で勝利を挙げた時も、最終日に64を出して5打差を逆転したというだけあって、明日は心に期するものがありそうだ。

ホと11アンダーで並んでいるD.スメイルも、日本ツアーでは未勝利。「日本で優勝するのは夢。オーストラリアの試合で勝利した経験が、最終日に生きると思う」と、こちらも自信をのぞかせた。先週の日本ゴルフツアー選手権では3位フィニッシュしており、波に乗っている。

上位3名にとって、明日は初勝利がかかる大一番。誰が抜け出るのか?

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2002年 住建産業オープン広島ゴルフトーナメント



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