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宮瀬、佐藤が全英予選最後のシートを狙い好スタート!

全英オープンをバックアップするミズノが主催する今週の大会は、日本でも屈指のリンクスコースといわれる瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開幕した。この試合が今年の全英オープン日本予選の最終戦ということで、ランキングの行方に注目が集まっている。

初日首位に立ったのは、6アンダーをマークした宮瀬博文星野英正の2人。今週の優勝者には無条件で全英のキップが渡されるのだが、現在ランキングで9位に入っている宮瀬は、今大会単独2位でも上位4位までに入る可能性がある。

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過去5回このコースに挑戦をし、予選通過が1度しかない宮瀬は、「難しいイメージが強いけど、周りはいいスコアにまとめていたから...。ここはフェアウェイをキープしないと難しい。ピンが短いから遠く見えるのか...。5年目で、やっとそれが分かってきました(笑)」

宮瀬の言うピンが短いというのは、風が強いリンクスの場合、ピンが折れないように短くすることが多いのだ。ピンが短く見えると、目の錯覚で遠くに感じてしまうことがあるようだ。それでも宮瀬は6アンダー、ノーボギーと完璧なゴルフだった。「全英には行きたいですね。やっぱり勝って。初日だけにならないように頑張ります」

そして、宮瀬と並び首位に立った星野は、「久々にいいラウンドでしたね。ボギーの数を少なくしようと、ミスしてもアプローチしやすい方を狙って打っている」。ボギーが出ても熱くならなければ、好プレーができると自己分析しているだけに、冷静かつ積極的に攻めてもらいたい。

首位に2打差の4アンダーには、伊沢利光、谷口徹佐藤信人など豪華な顔ぶれが並んだ。伊沢はすでに全英出場を決め、谷口もランキング3位でほぼ確定。今シーズンすでに1勝を挙げている佐藤は、その1勝が今回の対象外だったため、ランキングには反映されていない。現在7位に位置し、宮瀬同様2位でも逆転するのだが当然優勝を狙ってくるだろう。

佐藤と同じミズノ契約選手では、桑原克典も3位グループにつけている。今シーズンの桑原は9試合に出場し、予選落ちはゼロ。トップ10以内が4回と安定した成績を残しているが、優勝争いには絡めていない。一番の見せ場となる今週の大会で1998年マッチプレー以来のツアー3勝目を狙っている。

関連リンク

2002年 〜全英への道〜ミズノオープン



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