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伏兵現る!韓国のS.K.ホが首位に浮上してきた!

日本プロゴルフ選手権は予想通りの混戦になり、前日までの雨も収まり選手たちはスコアを伸ばした。

この日最もスコアを伸ばした韓国のS.K.ホ(ホ・ソクホ)が通算で7アンダーをマークし、小山内護と並び首位に立った。

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1アンダーからスタートしたホは、スタートの1番から3連続バーディで波に乗ると、前半を5アンダーで折り返した。後半も11、15番で取り8アンダーまで伸ばしたが、距離のある16番パー4で初めてボギーを叩いた。

昨年チャレンジツアーで2勝を上げ、ランキング上で今シーズンのシード権を獲得。開幕戦は失格になったが、2戦目で13位に入り早くも頭角を現してきた。若さと勢いで日本のメジャーを獲得できるか、明日最終組でのプレー振りが注目される。

そして、2日目に続き首位をキープした小山内護は、序盤コンスタントに3つスコアを伸ばした。しかし、11番パー3でボギーを叩くと、飛ばし屋の小山内にとってスコアを伸ばしたい12番パー5でもパッティングが決まらずボギーを叩いてしまった。しかし、これで崩れることはなく、15、そして最終18番でバーディを奪い7アンダーまで伸ばしてきた。

5アンダーの単独3位にはジャンボ尾崎がつけている。やはり前半スコアを伸ばし7アンダーまで伸ばしたが、8番パー5でボギーを叩き一歩後退。その後も思うようにスコアを伸ばせず5アンダー止まりとなった。

さらに苦しいゴルフを強いられたのは谷口徹だった。6番までバーディチャンスにつけることができずスコアを1つ落としていた谷口は7番から3連続バーディを奪った。これで勢いに乗るかと思われたが、後半に入ってもチャンスにつけられず、逆に終盤はスコアを2つ落とし首位と3打差の4位に後退した。

谷口と同じ4位グループには、この日5ストローク伸ばしてきた尾崎直道井戸木鴻樹など6人がひしめき合っている。さらに1打差には片山晋呉も4ストローク伸ばしてきた。いよいよ明日、今シーズンのプロゴルファーナンバーワンが決定する。

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2002年 日本プロゴルフ選手権大会



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