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伊沢が単独トップに浮上

国内男子ツアー第10戦「~全英への道~ミズノオープン」3日目。風雨に見舞われた2日目と比べ穏やかな気候となったが、舞う風に翻弄される選手が多く、一進一退の展開となった。この日トップに踊り出たのは伊沢利光だった。

出だしの1番からバーディで好発進した伊沢は、中盤以降に本領を発揮。7番ホール以降に5つのバーディをマークするなど68で回り、トータル10アンダーの単独首位に立った。しかし最終の18番パー5では2オンしながら3パットするなど、3日間を通してパー5で1アンダーしか伸ばしておらず苦しめられている。グリーンのアンジュレーションに翻弄されており、パットの克服が最終日のカギになりそうだ。

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1打差の2位には52歳のベテラン山本善隆。「道具の進歩で昔の飛距離が戻り、ゲームが組み立てられるようになった」という山本だが、ショットのミスは持ち前のショートゲームとパターで取り戻すという、ゴルフのお手本ともいうべきプレー内容で9アンダーまで伸ばした。明日は10年ぶりの優勝をかけて戦う。

首位でスタートしたトッド・ハミルトンは風で距離感を失うホールが多く、1つスコアを落とし7アンダー4位タイまで後退。

明日ついに全英への切符を手にする選手が決まるが、現在圏外にいる伊沢は優勝が絶対条件となる。

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2003年 〜全英への道〜ミズノオープン



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