石川遼のピックアップフォトギャラリー
2011年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント
期間:08/25〜08/28 場所:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)
石川遼は29位タイ発進!べ・サンムンが単独首位
福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開幕した、国内男子ツアーの第12戦「VanaH杯KBCオーガスタ」の初日。韓国のべ・サンムンが8バーディ、1ボギーの「65」をマークし、7アンダーで単独首位に立っている。
ベ・サンムンは、今年5月に行われた「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」で河井博大と優勝争いを演じるも、最後は2打差に泣き単独2位フィニッシュ。その前週の「つるやオープン」でも2位タイと今シーズン好調をキープしている。
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1打差を追う2位タイには、キム・キョンテ、池田勇太、藤田寛之の3選手が並んだ。石川遼は3バーディ、1ボギーの「70」でホールアウトし、2アンダーの29位タイとまずまずのスタートを切っている。
<池田勇太が今季2勝目へ向け好発進>
7月末の「サン・クロレラクラシック」で今季初勝利をマークした池田が、首位に1打差の2位タイと好スタートを切った。開幕前日の雨によって芝目の影響が強くなったグリーンのコンディションに悩まされ、序盤はなかなかチャンスを生かせなかったが、徐々にリズムに乗って7バーディ、1ボギーの「66」。特に後半は4バーディの「32」と「非常に良い上がりだった」と納得顔。一昨年の王者は「残り3日間を大切にしながら、優勝争いを演じたい」と奪還へ向け力強く語った。
<ぶっつけ本番のキム・キョンテも2位タイ>
4位タイに食い込んだ前週の米国男子ツアー「ウィンダム選手権」に出場後、ソウル経由の航空機の乗り継ぎなどのトラブルから、開幕前日の24日(水)にコース入りしたキョンテ。愛用するクラブが手元に届いたのは同日の午後8時頃と、まったく事前に練習できないまま試合に臨んだ。しかしそんなアクシデントもなんのその。「最初はフィーリングを取り戻しながらやった」と試運転しながら、後半アウトの上がりは4連続バーディフィニッシュ。高麗グリーンは苦手と自認する中でも、トップに1打差の2位タイと絶好の位置で初日を終えた。
<日本ツアー初優勝を狙う次なる韓国勢はベ・サンムン>
例年スコアの伸ばし合いとなる同大会で、韓国のベ・サンムンが初日に抜け出した。前半3番(パー3)でボギーを先行させるが、その後8バーディを奪取。「今日はすべてが良かった。ドライバーのミスは1回だけ。パットが特に良かった」。前週の「関西オープンゴルフ選手権競技」ではチョ・ミンギュがツアー初優勝をマーク。J.B.パク、ハン・ジュンゴンといった韓国勢の初優勝者が立て続けに出現している。ベは、2008年から2年連続で韓国ツアー賞金王に輝いた有望株。「先週のチョ選手の優勝は刺激になりました。早く仲間入りをしたい」と意気込んでいる。(福岡県糸島市/桂川洋一)