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キョンテとベ・サンムンが首位浮上、石川遼が3位に迫る!

岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第8戦「~全英への道~ミズノオープン」の3日目。キム・キョンテベ・サンムン(ともに韓国)が通算10アンダーに伸ばし、首位に並んで明日の最終日を迎える。

通算8アンダーの3位タイに、石川遼チョ・ミンギュ(韓国)が浮上。19位タイからスタートした石川は、3ストローク伸ばして迎えた後半に魅せた。13番では2打目を直接カップに沈めてイーグルを奪うと、最終18番(パー5)をイーグルフィニッシュ。2イーグル、3バーディ、1ボギー、この日のベストスコアとなる「66」をマークした。また、単独首位からスタートしたホストプロの小林正則は「77」を叩き、通算3アンダーの14位タイに後退している。

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<2イーグルでギャラリーも興奮!石川が2打差3位タイに浮上>

2日目に6ボギーを叩くなど首位と6打差の通算2アンダーに後退していた石川が、猛暑の中での詰め掛けた7,500人の大ギャラリーを魅了した。前半からショットは安定し、3つのバーディを重ねると、10番では短いパーパットを外してボギーを叩いたが、その後気合いを入れなおし13番パー4でイーグル。さらに最終18番パー5は「昨日池を逃げて右のラフに入れたので、今日はフェアウェイに置くことに集中しました」と、池に近いフェアウェイを捉えた。そして残り246ヤードの2打目で3番アイアンを手にすると、ピンの右奥4mにつけてイーグルフィニッシュ。石川が1ラウンドで2つのイーグルを奪うのは、2009年「ANAオープン」最終日以来2度目。最終日を首位と2打差の3位タイで迎えることになった。

<今季未勝利のキム・キョンテがついに優勝に王手>

前日のラウンド後「全米オープンの疲れが後半に出てしまった」と、後半9ホールはスコアを伸ばせなかったが、通算6アンダーの2位タイにつけたキムが、この日も序盤にスコアを伸ばして早々に単独首位に浮上した。8番を終えて11アンダーまで伸ばしたキムが、一時は2位に4打差を付けるリードを奪った。しかし、9番でボギーを叩くと、後半は1バーディ、1ボギーと前日同様スコアを伸ばせず通算10アンダーでホールアウト。今季初勝利を果たすことはできるか。

<韓国賞金王ベ・サンムンも首位タイ>

この日のベストスコア「66」をマークした石川の次に好スコアを出したのは、通算5アンダー5位タイからスタートしたベだった。序盤はパーセーブを続けたが、6番以降バーディを5つ重ねてボギーはなし。通算10アンダーでホールアウトし、キムを捕らえて首位タイに浮上した。まだ日本ツアーでの勝利はないが、08年、09年に韓国ツアーで賞金王を獲得するほどの実力を持つ。日本ツアー歴代賞金王のキムと石川の対決が注目を集める中を割って入り、初優勝を果たすチャンスが訪れた。

関連リンク

2011年 〜全英への道〜ミズノオープン



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