昨年大会で、プレーオフを制し優勝を飾ったエドアルド・モリナリ

国内男子ツアーの第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」が、11月18日（木）から21日（日）までの4日間、宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催される。この大会は、毎年海外の強豪選手を招待しているが、今大会は大会連覇を狙うエドアルド・モリナリ（イタリア）、今大会過去2勝しているトム・ワトソンなど7名が出場を予定している。

昨年の大会は3位以下に6打差をつける通算13アンダーでホールアウトしたモリナリと、ロバート・カールソン（スウェーデン）の一騎打ち。プレーオフまでもつれた戦いは、その2ホール目にモリナリがバーディを奪い決着をつけた。惜しくも2位となったカールソンも2年連続での出場を予定している。

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今大会最大の注目は、石川遼が首位のキム・キョンテとの金額差（1,300万円）をどこまで詰めるかだ。石川は先週開催された「三井住友VISA太平洋マスターズ」で今季3勝目を果たし勢いに乗っている。この大会では一昨年に単独2位に入ったが、昨年は22位タイとなっている。

そして、招待選手の1人ワトソン（61歳）だが、昨年の全英オープンで優勝争いに加わるなどメジャーでの存在感をアピールしたが、今年の全英では予選2日間を石川と同組でラウンドし石川のプレーを絶賛していた。石川も憧れの存在というワトソンの目の前で、2週連続優勝を果たすことが出来るか。

その他、まだまだ賞金王の可能性を秘めた藤田寛之、池田勇太など最終戦までの3試合全ての優勝賞金が4,000万円ということで、今週の結果次第ではキム、石川の争いに割って入ることも可能だ。国内の強豪選手が海外勢と互角かそれ以上で戦う姿が見られるかもしれない。

【主な出場予定選手】
キム・キョンテ、石川遼、エドアルド・モリナリ、トム・ワトソン、ロバート・アレンビー、ロバート・カールソン、トービヨン・オルセン、ヤコ・バンジル、カン・キョンナム、藤田寛之、池田勇太、谷口徹、ブレンダン・ジョーンズ、薗田峻輔