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石川遼、シーズン中に襲われた腰痛を告白

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の指定練習日となる16日(火)、恒例のテレビマッチを終えた石川は、クラブハウスに戻ることなく練習場に向かった。

そして、父親と相談した後にキャディバッグから取り出したのは、左用の9番アイアンだった。「素振り用の重いクラブなのですが、トレーナーさんに右ばかりで打っているので、左で打ってバランスを取るように言われていたので、今年のオフにはやってみようかなと思っていました」という石川。

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ラウンド中に左での素振りは度々行っていたが、この日は実際にボールを打ち始めた。スイングのフォームは綺麗に決まっていたが、ボールは思うように真っ直ぐには飛ばず、いわゆるシャンクやチョロの連発だった。

「今日は練習場の打席がガラガラだったので、左で遊びながらやってみました。でも、隣に人がいたら危ないですね」と笑いながら話す。ところが、このあと表情を引き締め笑えない話へと入っていった。

「実はコカ・コーラ東海クラシック2日目の夜に腰が痛くなって、ぎっくり腰的な、明日出来ないかもと思ったぐらいです。本当に言いたくなかったんですけど、もう過去のことですので。その時一番不安がよぎりました。自分としては、他の人に知られたらプロとしてどうなのかなと思い、誰にも言いませんでした」と、打ち明けた。

「全身全霊をかけて、あと3試合は戦える状態です。この大会はコース自体が日本離れしていて難しいコースですが、僕も2位に入ったこともあるので、そこを目指して、優勝争いが出来るようにしたいです」と、海外から招待選手には、簡単に勝たせたくないという思いを語った。

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2010年 ダンロップフェニックストーナメント



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