2006年 南アフリカ航空オープン
期間:12/14〜12/17 場所:ヒュームウッドGC(南アフリカ)
同郷対決はエルスに軍配! 逆転優勝を飾る!
南アフリカにあるヒュームウッドGCで行われている、2007年欧州ツアー第6戦「南アフリカ航空オープン」の最終日。トップと3打差の2位からスタートした地元出身のアーニー・エルスが、この日ベストスコアタイとなる「65」をマーク。単独トップでスタートした同郷のトレバー・イメルマンをかわし、トータル24アンダー「264」で逆転優勝を果たした。
南アフリカが誇る新旧スターの対決に注目が集まった最終組。先手を取ったのは、3打差を追うエルスだった。2番、5番とバーディを奪い、早くもイメルマンに1打差に迫る。そして迎えた6番パー3。ここまでパーセーブを続けていたイメルマンは、6番でボギーを叩いてしまう。ここでエルスはバーディパットを冷静に沈め、逆に1打差をつけて逆転。一気にトップに躍り出る。
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バックナインに入ってもエルスの勢いは止まらず、12番、13番で連続バーディ。さらに15番から17番にかけて3連続バーディを決め、初日から続いたイメルマンとの競り合いに終止符を打つ。最終的に8バーディ、1ボギーの「65」をマークし、2位に3打差をつけるトータル24アンダー。この大会2度目の優勝を見事な逆転劇で飾った。
一方の敗れたイメルマンは、前半にスコアを2つ落としたことが致命傷に。上位にビッグスコアを出す選手が続出した中で、スコアを1つしか伸ばせなかったことが敗因となった。結局トータル21アンダーの単独2位で競技を終えている。
単独3位でスタートしたパトリック・ショーランド(スウェーデン)は、この日スコアを5つ伸ばしたものの、2位に1打及ばずトータル20アンダーの単独3位でホールアウト。また、ディフェンディングチャンピオンのレティーフ・グーセン(南アフリカ)は4バーディ、2ボギーとスコアを伸ばしきれず、トータル15アンダーの5位タイに終わった。