優勝者D.クラークにインタビュー/WGC NECインビテーショナル
2001年 WGC NECインビテーショナル
期間:08/23〜08/26 場所:ファイヤーストーンCC(オハイオ州)
G.ノーマンが首位、J.フューリックと6アンダーで並んだ
米国男子ツアーは世界を代表するプレーヤーが集まる「NECインビテーショナル」を開催。米国、欧州ツアーのライダーカップ出場選手に加え、昨年のプレジデンツカップ出場選手の全39名が参加している。
世界の強豪が集結しているだけに誰が勝ってもおかしくないのだが、T.ウッズには大会3連覇がかかっている。そのタイガーは初日4バーディ、ノーボギーの安定したゴルフを見せた。先週の「全米プロ」を含め、最近は調子を落としているウッズが首位に1打差と好スタートをきった。
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そのタイガーを上回ったのは、同じくノーボギーで5つのバーディを奪ったJ.フューリックと、最終組でスタートしたG.ノーマンだった。ノーマンはスタートの1、2番を連続バーディで発進したが、6番でボギーを叩いた。そして7番で再びバーディを奪い2アンダーのすると、17番ホールで6アンダーの単独首位に立ったが、最終ホールでボギーにしてしまった。
最近は出場試合数も減ったホワイトシャークことノーマンだが、この日はパットが冴えていた。終盤勢いに乗り17番ではセカンドをピン横10メートルにオン。難しい下りのパットを残したが、真ん中から入れてきた。
1打差の4アンダー3位グループにはウッズを含め、T.ビヨーン、C.モンゴメリー、D.クラークといった欧州勢が並んでいる。また、3アンダーの7位にはP.ミケルソン、E.エルスがつけている。
昨年のプレジデンツカップでも大活躍した丸山茂樹は、先週の全米プロから体調がいまひとつといった感じだが、それでも後半連続バーディを奪うなど意地をみせ2アンダー11位タイで初日を終えた。
この大会は39名ということもあり、予選カットは心配ないが、丸山には大舞台での勝負強さを発揮して上位に入ってもらいたいところだ。