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2001年 マスターズ
期間:04/05〜04/08 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

タイガー・ウッズが12アンダーで単独首位!1打差でフィル・ミケルソンが追う。

決勝ラウンドに入ったサードラウンドは首位争いが激化した。単独首位でスタートした、C.ディマルコがスコアを伸ばせば、M.カルカベッキアA.カブレラと入れ替わりで首位になった。しかし、4連続メジャーを狙うT.ウッズが静かにスコアを伸ばしてきた。首位に2打差の2位タイでスタートしたタイガーは、スコアを伸ばせなかったが、7番でようやく1つ目のバーディを奪った。その後12番パー3でボギーを叩いたが、13番から3連続バーディで12アンダーまでスコアを伸ばした。ちょうどタイミングに合わせたように首位にいたA.カブレラがスコアを落とし、タイガーが単独首位に立った。

タイガーと並び2位でスタートしたフィル・ミケルソンは、2、3番ホールで連続バーディを奪うなど順当にスコアを伸ばした。しかし、11アンダーで迎えた14番パー4でダブルボギーを出してしまった。続く15番パー5ではバーディが欲しいところだが、14番の尾を引いたのか精彩を欠き、パーセーブがやっとという感じだった。このまま優勝争いから脱落かと思われたが、終盤の17、18番で気合いの連続バーディで復調した。

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これで最終日の最終組は世界ランキングトップのタイガーと同2位のミケルソンが戦うことになった。さらに1打差10アンダーの3位タイにはC.ディマルコM.カルカベッキアが並び、9アンダーの5位にはD.デュバルE.エルスがつけている。

首位に3打差の4位タイでスタートした伊沢利光は、スタートの1番ホールをボギーでスタートした。すぐに2番パー5のバーディでスコアを戻したが、2つのボギーで前半を2オーバーで折り返した。後半はパーを重ね、15番パー5ではセカンドショットをピン横1メートルにつけ、イーグルを奪った。この時点でスタート時の7アンダーに戻したが、上がりの17、18番を連続ボギーで5アンダー16位タイに後退した。現時点での16位をキープできれば、来年の出場権を確保することになる。

1オーバー予選カットラインぎりぎりで決勝ラウンドに進んだ片山晋呉は、前半にスコアを2つ落とした。後半では初日、2日目とバーディを奪った12番パー3でダブルボギーを叩き5オーバーとしてしまった。しかし、13番パー5で205ヤード残したセカンドショットを得意の9番ウッドで、ピンから2メートルにつけイーグルパットを決めた。そして15番のパー5でもバーディを奪いトータル2オーバーの 位で最終日を迎える。パットが決まらず苦しいラウンドとなったが、ショットは悪くないので、最終日に巻き返しを期待する。

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