石川遼は20ランクアップ、71位に急上昇/男子世界ランキング
2003年 WGCワールドカップ
期間:11/13〜11/16 場所:キーアワアイランド(米国サウスカロライナ州)
南アフリカ、アメリカ、そして日本が浮上した!!
サウスカロライナ州のキーアワアイランドにあるザ・オーシャンコースで開催されているWGC「ワールドカップ」の2日目。この日はフォーサムでの競技。2チーム4名でラウンドするのだが、ボールは2つだけ。チーム内ではどちらが先に打つかなど戦略が大事になる。
フォーサムは初日に行われたフォーボールのようにスコアを伸ばすのは難しい。この日スコアを伸ばしたのは3チームだけ。南アフリカ、アメリカ、そして日本。2アンダーの4位からスタートした南アフリカは、4バーディ、1ボギーで5アンダーまで伸ばし、2位に2打差の単独首位。
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2001年日本で行われた大会以来の優勝を狙う南アフリカだが、今年はそのメンバーが大きく変わった。アーニー・エルスとレティーフ・グーセン、メジャー優勝者コンビが南アフリカの顔になっていたが、今回はローリー・サバティーニとトレバー・イメルマンの2人。サバティーニは米ツアー、イメルマンは欧州ツアーを主戦場としているため、チームワークが心配されたが無用のようだ。
2位にはこの日2ストローク伸ばしたアメリカ。世界ナンバー1プレーヤーのタイガー・ウッズは出場していないが、ジム・フューリック、ジャスティン・レナードのチームが通算3アンダーまで伸ばした。初日単独首位のフランスに並んでいる。
そして、大会連覇を狙う日本は初日18位と出遅れた。しかしこの日は丸山茂樹と田中秀道のチームワークで4つのバーディを奪った。所々でトラブルに巻き込まれたが、ボギーは3つだけで堪え9位に浮上。優勝争いに絡む勢いが出てきた。明日は初日と同じフォーボール。そこでスコアを伸ばすチームが優勝に近づく。