2011年 ヴィヴェンディ セベトロフィー
期間:09/15〜09/18 場所:サン・ノム・ラ・ブレテシュ(フランス)
大陸欧州選抜が1ポイント差に迫る!
今季の欧州ツアー第40戦は“大陸ヨーロッパ選抜”と“英国・アイルランド選抜”のチーム対抗戦「ヴィヴェンディ セベトロフィー」。フランスのサン・ノム・ラ・ブレテシュで行われている2日目、大陸選抜が初日の出遅れを取り戻す反攻を見せた。
第1日にいきなり3ポイントのリードを奪われた大陸選抜のジャン・ヴァン・デ・ヴェルデ主将(フランス)は、前日に続いてダブルスのフォアボール形式で争われたこの日、2組のメンバーを入れ替えた。第1組でトーマス・ビヨーン(デンマーク)とラファエル・ジャクリン(フランス)を組ませると、サイモン・ダイソン(イングランド)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)に8番までに3ダウンとされるが、その後必死の追い上げを見せてドローに持ち込む粘りを見せた。
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そして第2組でアレクサンダー・ノレンとピーター・ハンソンのスウェーデン人コンビを投入。これが見事的中しイアン・ポールターとロバート・ロックのイングランド勢から終始リードを奪う展開で5アンド3の大差で撃破する。
すると大陸選抜は勢いに乗りニコラス・コルサート(ベルギー)&マッテオ・マナッセロ(イタリア)がスコット・ジェイミソン(スコットランド)とロス・フィッシャー(イングランド)から2アップで勝利を収めると、最終組のスペインペアであるミゲル・アンヘル・ヒメネス&パブロ・ララサバルはダレン・クラーク(北アイルランド)&デビッド・ホージー(イングランド)を3アンド2で破って締めくくった。
英国・アイルランド選抜は、前日に唯一の黒星を喫していた第4組のリー・ウェストウッドとマーク・フォスター(ともにイングランド)がアンダース・ハンセン(デンマーク)とフランチェスコ・モリナリ(イタリア)に、5アンド3の大差をつけてリベンジを果たした。しかしこの日は大陸選抜の3勝1敗1分けで、総合成績は5.5対4.5。英国・アイルランド選抜のリードは1ポイントとなって、4日間大会の後半戦に突入することになった。