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2011年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/11〜08/14 場所:アトランタアスレチッククラブ(米国ジョージア州)

上位は混戦! 池田が予選突破、タイガーは姿を消す

ジョージア州のアトランタ アスレチッククラブで開催されている、今季の海外男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の2日目。23位タイのジェイソン・ダフナーと36位タイのキーガン・ブラッドリーが、通算5アンダーに伸ばして首位タイに浮上。伸び悩む上位陣を尻目に、リーダーズボードを駆け上がった。

通算4アンダーの3位タイに、D.A.ポインツジム・フューリックスコット・バープランクジョン・センデン(オーストラリア)。さらに1打差に首位陥落のスティーブ・ストリッカーらが続いている。前年度覇者のマーティン・カイマーは、予選カットラインに1打届かない通算5オーバーの76位タイで予選落ち。タイガー・ウッズも通算10オーバーの116位タイで姿を消した。

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5人が出場した日本勢では、2ストローク伸ばして通算1オーバーとした池田勇太が78位タイから26位タイにジャンプアップ。日本勢で唯一の予選突破を果たしている。平塚哲二は通算5オーバーの76位タイ、藤田寛之は通算7オーバー、今田竜二は通算12オーバー、石川遼は通算17オーバーで予選落ちを喫している。

<我慢を続けた池田勇太が決勝ラウンドへ>
3オーバーの78位タイと予選通過圏外からスタートした池田は、前半2番でボギーを先行させながらも、その後3つのバーディを奪って「68」でまとめ、メジャーでは先月の「全英オープン」に続いて日本人で唯一人決勝ラウンドへ進んだ。「良く粘ったという感じ。明日は今日以上のプレーをしたい」と意欲。同大会で日本勢が予選を通過したのは2大会ぶりとなる。初日は日本勢最高位の2オーバー、59位から出た平塚哲二は後半14番からの3連続ボギーが痛恨だった。

<トップにはJ.ダフナーK.ブラッドリーの2人>
「65」をマークして通算5アンダーのトップタイに立ったダフナーは下部ツアーのネーションワイドツアーでは通算2勝をマークしているものの、レギュラーツアーは未勝利。しかし昨年の全米プロでは5位タイに食い込んでおり、今年もリーダーズボードの上位に名を連ねた。「テレビでなどのメディアはタイガー・ウッズフィル・ミケルソンといったビッグネームにしかスポットをあてないが、ここには聞いたことのないような選手が素晴らしいゴルフをしている」と“金星”を狙っていく。

T.ウッズは全米プロでは初の予選落ち>
ウッズが予選ラウンドで姿を消した。初日7オーバーの129位タイと出遅れたタイガーは4バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「73」と出入りの激しい展開。最終18番でも第2打を池に落としてボギーと後味の悪い締めくくりとなった。過去4度優勝したこの全米プロで初の予選落ち。4大メジャーでは2009年の「全英オープン」以来となる自身3度目となる。スイング改造に取り組んでいるタイガーは「いいショットを打てる兆候はある。ただ残念ながら、時間が足りなかった」。今後は11月に「オーストラリア・オープン」に出場予定。米国での今季最終戦は、極めて苦い結果に終わった。

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