次世代を担うスター候補たちの台頭/2010年欧州男子ツアーレビュー
2004年 オメガ・ヨーロピアン・マスターズ
期間:09/02〜09/05 場所:クランスシュルシエレ(スイス)
ヒメネスが再び首位!1打差にガルシア、ドナルドが追う
スイスにあるクランスシュルシエレで行われている、欧州ツアー第32戦「オメガヨーロピアンマスターズ」の3日目。上位陣が確実にスコアを伸ばし、激しい首位争いが行われている。
この日、首位に返り咲いたのはミゲル・アンへル・ヒメネス(スペイン)。パッティングが好調だったヒメネスは、6バーディ1ボギーの内容で通算15アンダーまで伸ばした。2週連続優勝と今季5勝目に向けて明日最終ラウンドに挑む。
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首位ヒメネスを1打差で追うのは、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ルーク・ドナルド(イングランド)の2人。首位スタートのガルシアは出だしの1番パー5でイーグルを奪うなどこの日は4つスコアを伸ばしたが2位タイに後退した。今季米ツアーで2勝を挙げている“神の子”ガルシアが欧州ツアーでの優勝を狙う。
またドナルドは、3日目を1イーグル7バーディ3ボギーで回りこの日のベストスコア「65」をマーク。最終ホールでボギーを叩いてしまい一歩後退してしまったが勢いは十分。米ツアーでスチュアート・シンクが優勝したように、「ライダーカップ」キャプテン推薦を受けたドナルドが優勝を飾ることができるのか。
一方、大会連覇を狙うアーニー・エルス(南アフリカ)は、5バーディノーボギーのすばらしいゴルフを展開するも、上位陣がスコアを伸ばしているために追いつくことができず。3日目を終えた時点で通算11アンダーの4位タイにつけている。
そのほか、大会初日5オーバーと出遅れていた崔京周(韓国)だったが、2日目にスコア「65」をマークし予選を通過。そして3日目もスコア「66」をたたき出して、通算6アンダーまで伸ばした。順位も39位タイから11位タイにジャンプアップした。