2005年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/11〜08/14 場所:バルタスロールGC(米国ニュージャージー州)
P.ミケルソンとD.ラブIIIが首位に並ぶ! V.シンは4位タイ、T.ウッズも20位タイへ!
ニュージャージー州、バルタスロールGCで開催されている、今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の3日目。この日は、調子が上がらずスコアを2つ落としたフィル・ミケルソン、そしてスコアを2つ伸ばしたデービス・ラブIII、明暗を分けた2人が通算6アンダーで首位に並んだ。さらに注目のビジェイ・シン(フィジー)は4位タイ、タイガー・ウッズも20位タイまで浮上してきたが、日本期待の片山晋呉は、残念ながら24位タイへ後退した。
3日目にギャラリーを沸かせた選手は、トップに追いついたラブIII以外にも2人いた。まずは通算5アンダーの単独3位へ急浮上したトーマス・ビヨーン(デンマーク)。連続バーディ3回を含めて、計8つのバーディを奪取。7番で唯一のボギーを叩いたものの、スコア「63」をマークし、難コースのバルタスロールを見事に攻略。明日の最終日も、この日のような爆発力を見せて逆転優勝なるか注目だ。もう1人は、ようやくエンジンが始動したタイガー・ウッズだ。5バーディ、1ボギーと4つスコアを伸ばし、通算イーブンパーまで上がってきた。現時点で首位と6打差は、彼の力をもってすれば追いつける可能性は十分。タイガー・チャージなるか、こちらも期待大だ。
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ほかにも、忘れてはならないプレーヤーがいる。この日も1バーディ、ノーボギーという手堅いプレーで、通算4アンダーの4位タイまでスルスルと浮上してきたビジェイだ。多くの強豪勢が上位に名を連ねているだけに、優勝争いは混沌としている。
最後に、前日6位タイにつけ期待された片山晋呉だが、3日目は思うようにスコアを伸ばせず、1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと4つスコアを落として、通算1オーバーの24位タイへポジションダウン。この日は、出だし1番でのボギーと、7番のダブルボギーが痛かった。明日は気持ちを切り替えて、ぜひ上位進出を目指して欲しい。