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風が吹かなくてラッキー! 笑顔の2位タイ発進!

「フジサンケイレディスクラシック」初日を迎えた横峯さくら。会場は、コース特有の読みにくい強風が選手を惑わす川奈ゴルフコース・富士コース。前日は風を気にかけていた横峯だが、願いが通じたのか、この日は穏やかな晴天。「この風ならアンダーパーで、と思いました」という横峯は、序盤からプラン通りのプレーを展開する。

1番パー4で3メートルを沈めバーディ発進とすると、4番、5番のパー5でも確実にバーディを奪う。6番パー3は1メートルのパーパットを外してボギーとするが、この日のボギーは1つだけ。その後は「アプローチが1メートルくらいに寄ってくれました。耐えて、耐えてという感じでした」とパーで凌ぎ続けると、14番パー4でもバーディ。最終的に4バーディ1ボギーの「69」で終え、首位に1打差の2位タイ発進とした。

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「前半で余裕が出来たので、後半もそのまま行けました。川奈は風が強いイメージしかなかったので、吹かなくてラッキーでした」と笑みを浮かべる横峯。とは言え、激しいアップダウンに芝目の強い高麗グリーンを配す川奈は、紛れもなくツアー屈指の難コース。安定したショットと、ピンに確実に寄せるアプローチの技術があってこそ、生まれた好スコアだろう。

また、久々のキャディを務める姉の彩花さんについては、「ストレスはぜんぜん感じませんでしたし、楽しくまわれました」と、こちらも問題はない様子。今大会において、過去2年間は初日のスコアが最後まで響いていただけに、今年はこのまま突っ走り、今季初優勝を狙いたいところだ。

2008年 フジサンケイレディスクラシック



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