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さくら、上がり2ホールで崩れるも最終組は死守

首位と5打差の2位タイからスタートした「マスターズGCレディース」2日目の横峯さくら。序盤は無難なパープレイが続き、最初にスコアが動いたのは8番パー5。ドライバー、3Wとフェアウェイに運び、3打目でピン下2mにつけて、きっちりとバーディを奪う。折り返した後半も、11番、12番で連続バーディを奪い、一時は首位と1打差の通算5アンダーに浮上した。

しかし、今週の鬼門となっているのは、終盤の17番パー3。203ヤードと距離があり、ティからグリーン左サイドに掛けて大きな池が口を開ける、フェーダーの横峯にとっては実に厄介なホールだ。

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初日にボギーとした横峯は、この日もティショットを右手前のラフに入れ、アプローチはピン上2mにオーバー。下りスライスラインのパーパットは、カップの左縁に蹴られてしまった。

すると、続く18番で今度は得意のドライバーを右にふかして、バンカーに入れてしまう。第2打はグリーンを捉えられずに手前のラフ。アプローチは強く入り、カップを5mオーバーした。このパーパットは「あー」というギャラリーのため息と共にカップをすり抜け、横峯も天を仰いだ。上がり2ホール連続ボギーとした横峯は、悔しさの残るラウンドとなってしまった。

「もったいないですね。16番から18番にかけて難しくなるイメージですが、17番はグリーンを捉えることが出来ていないので…。明日はリベンジしたいです」。それでも、上位のスコアも伸び悩み、トップの李知姫とは僅かに2打差。明日は最終組に入り、逆転優勝のチャンスも十分にある。

「2打差は狙えない事はないので、頑張りたいです。最後は相手との勝負ですが、その前に自分のやるべき事をやるのが大事ですね」という横峯。試合後は、会場に駆けつけた父・良郎氏と共に、修正ポイントにあげたドライバーのチェックを行うなど、悲願の初優勝に向けて、しっかりと準備を整えていた。

2008年 マスターズGCレディース



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