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石川遼

遼、今季3度目の予選落ち「1、2カ月はかかる」

北海道の小樽カントリー倶楽部で行われている今季の国内男子ツアー第10戦「サン・クロレラクラシック」2日目。5オーバーの123位タイから出た石川遼は、3バーディ、5ボギーの「74」と巻き返すことができず、通算7オーバーの122位タイで今季3度目の予選落ちを喫した。

初日の大きな出遅れを取り戻すことができなかった。失意のラウンドを終えた石川は、練習場へ直行。西日が射しこむ、人もまばらな打撃練習場で、時折スイングの動きを動画で確認しながらクラブを振り続けた。

出だしの10番(パー5)で確実にバーディを奪い、上々のスタートを切った2日目。しかしその後は17番まで8ホール連続で1パットと、ショートゲームでしのぐ苦しい展開が続いた。前週から取り組み始めたスイング改造が、初日に続いてしっくりこない。「前半の方が、スイングが小さくなっていた」。13番で3メートルを沈めて2つ目のバーディを奪うが、直後の14番ではティショットが右に飛び出し、せり出した木に当てて100ヤードあまりしか飛ばず、ボギーとする。さらに17、18番で連続ボギーを叩いて、後半アウトの9ホールを残して予選通過の可能性が遠のいてしまった。

「スイングを変えているときは、バックスイングでクラブを上げてから、インパクトまでの時間が(一打、一打で)変わってしまう」とタイミングのズレに苦しんだ。前週の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」では、韓国のキム・キョンテに敗れたものの、単独2位に入った。しかし「先週はティショットが曲がってもセカンド以降でなんとかできた」と言う。今週の小樽CCは各ホールが林でセパレートされ、曲げればペナルティに直結する。「今週はそう簡単にやらせてもらえなかった」と、スイング改造中のスコア、結果は“紙一重”であることを痛感した。

カットラインには6打及ばず、5月の「三菱ダイヤモンドカップ」、6月の「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」に続き、今季の国内ツアー3度目の予選落ち。「良い成績が出ないのはプロゴルファーとして気になる。ファンの方には申し訳ない」と、うつむいた。

しかしその一方で「どんなにいいスコアで回っても、目指しているスイングができなければ満足してはいけないと思う。練習あるのみ」と高い理想を追い続ける石川。安定感が出てくるまでには「1、2カ月はかかる」と当面は試行錯誤を続けていく覚悟だ。

近日中に渡米し、次週は「WGCブリヂストンインビテーショナル」に出場し、その翌週には海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」に挑むが、あくまで自分のスタイルを貫きながら戦っていく。【北海道小樽市/桂川洋一】

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