2009年 東芝クラシック
期間:03/06〜03/08 場所:ニューポートビーチCC(カリフォルニア州)
E.ロメロが逆転勝利を飾る!尾崎直道はバーディラッシュで15位に浮上
カリフォルニア州にあるニューポートビーチCCで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第4戦「東芝クラシック」の最終日。エドアルド・ロメロ(アルゼンチン)が通算11アンダーで今季初優勝を手にしている。
首位と1打差の単独3位からスタートしたロメロ。スタートから連続バーディを決め、開始早々に首位のベルンハルト・ランガー(ドイツ)とマーク・オメーラに追いつくも、その後6、9番でボギーを叩き一歩後退。しかし、後半スタートホールから3連続バーディ、さらに15番でもバーディを決め、単独首位に立つ。最終ホールではボギーを叩き、スコアを1つ落としたものの、そのままトップでフィニッシュ。通算11アンダーで今季初優勝を手にした。
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2位タイに食い込んだのはジョーイ・シンデラーとオメーラ。通算2アンダー、24位タイで最終日を迎えたシンデラーは、2番でバーディ、続く3番でイーグルと好スタートを切る。その後はスコアを伸ばすことなく前半を終えたが、後半に入ると同時に一気に攻勢に転じ、10番から3連続バーディ、そして、15、17番でもバーディを決め通算10アンダーでフィニッシュ。優勝こそ逃したが、大会を大きく盛り上げた。
通算8アンダー、4位タイにはデニス・ワトソン(ジンバブエ)、フレッド・ファンクら5人。優勝の期待が大きかったランガーは、スタートから連続ボギーとつまずき、通算7アンダー、9位タイと思わぬ成績で大会を終えている。
54位タイからスタートした尾崎直道は、インの前半13番から4連続バーディを決めると、1ホールおいて前半上がり18番でもバーディをマーク。アウトの後半も開始直後の2番から3連続バーディを決め、2位のシンデラーと並ぶベストスコア「63」をマーク。最後に意地を見せて通算5アンダー、15位タイでフィニッシュしている。倉本昌弘は通算1アンダーの36位タイ。青木功は通算9オーバーの74位タイで大会を終えている。