単独首位の座をキープしたF.カプルスは大ギャラリーの歓声に応える。（Jared Wickerham／Getty Images）

◇米国シニア◇コンステレーション・シニアプレイヤーズ選手権 3日目◇フォックスチャペルGC（ペンシルバニア州）◇6,710ヤード（パー70）

前日、3連続バーディ直後にコースコンディション悪化のためサスペンデッドに巻き込まれたフレッド・カプルスは、この日の再開後はパーを積み重ねると、最終9番でバーディを奪い単独首位に立った。

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続いて行われた第3ラウンドのカプルスは、10番までは2バーディ、2ボギーと伸び悩んだ。しかし、14番、15番と連続バーディを奪い、最終18番は3日連続のバーディ締めで、通算15アンダーフィニッシュ。2位に2打差をつけて今季初勝利をメジャーで果たすことになるか。

その通算13アンダー単独2位はケニー・ペリー、通算11アンダー単独3位にはダフィ・ウォルドーフ。通算10アンダーの4位タイにマイク・グッデス、ジョン・ヒューストンの2人が並んでいる。ドイツのベルンハルト・ランガーがこの日7ストローク伸ばして通算6アンダーの11位タイに浮上したが、トップ10は全員米国の選手が占めている。

日本から参戦している井戸木鴻樹は、第2ラウンドの残りを15番からスタート。4ホールをパーセーブして迎えた第3ラウンドは、1番、3番とボギーを先行してしまう。しかし、その後は4つのバーディを奪うなど、今大会初のイーブンパーでまとめ、通算7オーバーの66位タイ。前日終了時点での暫定77位から順位を上げて最終日に挑む。