全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 キンコーズクラシック of オースティン
期間:05/09〜05/11 場所:ザ・ヒルズCC(テキサス州)
カイト、アーウィン、ワトソン。役者3人がトップ3に!
米国チャンピオンズツアー(米国シニア)第11戦「キンコーズクラシック of オースティン」2日目。この日ベストスコアとなる65でまわったトム・カイトがトータル10 アンダーで単独首位に立った。
カイトは前半2バーディ、ノーボギーと静かな展開だったが、後半に入ると10番か ら5連続バーディを記録。今季はこれまで9試合に出てトップ10入りは1回と、本来 の力からはほど遠い結果だが、この試合での復活が期待できそうだ。
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首位を1打差で追うのは、カイトと同じく元全米オープンチャンピオンのヘール・ アーウィン、トム・ワトソンの2人。アーウィンは8バーディ、2ボギーで66。アー ウィンは今季4回トップ3フィニッシュだが未勝利。年とともにキレ味がなくなっ てきたと言われているが、以前の圧倒的強さが蘇るか。そしてワトソンは今日3つ スコアを伸ばすにとどまった。前半に1バーディ、3ボギーと苦しんだためだが、 インでは5バーディ、ノーボギーと復活。首位の座は明け渡したが、明日にも期待 を抱かせてくれる内容でホールアウト。
そして日本の海老原清二は2日目に70をマークし、トータル2オーバーで41位タイ に浮上。出だしでボギーを叩いた後の9ホールで6つバーディを記録し、昨日のリ ベンジを果たした。明日の爆発に期待だ。
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