最終日に再逆転したJ.クックが今季最終戦を制す（Ezra Shaw/Getty Images）

カリフォルニア州のハーディングパークGCで開催されている、2010米国チャンピオンズツアーの最終戦「チャールズ・シュワブ・カップ選手権」の最終日。ジョン・クックが逆転で今季初優勝を手にしている。

最終日を前に首位の座をマイケル・アレンに譲り、2位からスタートしたクック。共に1番からバーディを決め、譲らぬ気配を見せていたが、3番でクックは早速2個目のバーディをマーク。すると、次の4番でアレンがボギーを叩いてあっさり単独首位に。その後、お互いにボギーを叩いたが、一足先に復調したクックは3バーディをマークして通算17アンダー。アレンの追撃を振り切り、見事に大会連覇と今季初優勝を果たした。

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アレンは6番で2打差をつけられて以降、折り返しを挟んで2つのバーディを奪った後、追いつくチャンスをモノにできず、11番から18番まですべてパープレー。通算15アンダー、単独2位でフィニッシュ。前半の2つのボギーが悔やまれる結果となってしまった。

通算12アンダー、単独3位にはデビッド・フロスト(南アフリカ)とベルンハルト・ランガー(ドイツ)。優勝で締めくくることはできなかったが、余裕で3年連続賞金王を手に入れた。そして、日本の尾崎直道は1つスコアを伸ばして通算イーブンパー。22位タイに順位を上げて今季のチャンピオンズツアーを締めくくっている。