2010年 全米シニアオープン選手権
期間:07/29〜08/01 場所:サハリーCC(ワシントン州)
B.ランガーとF.カプルスの一騎討ちへ!尾崎直道は16位に後退
ワシントン州のサハリーCCで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第15戦「全米シニアオープン」の3日目。ベルンハルト・ランガー(ドイツ)とフレッド・カプルスが通算5アンダーで首位に並び立っている。
単独首位で3日目を迎えたランガー。慎重な立ち上がりから4番でバーディをマークすると、そのまま前半を終える。この間にカプルスは4バーディをマークして首位のランガーに追いつく。後半に入りランガーは11番でこの日2つ目のバーディを決めるも、直後の12番でボギー。16番でバーディを決めたカプルスに先行を許すも、最終18番で見事にバーディを決めて見せ、通算5アンダー。土壇場で先にホールアウトしていたカプルスに追いついて3日目を終えた。今季のチャンピオンズツアーではカプルス4勝、ランガー3勝と、熾烈な戦いを繰り広げている両雄。しかも、それぞれメジャー大会を1勝ずつしており、どちらもこの大会に懸ける意気込みは相当なものがあるはず。今季のゴルフ界でも有数の名勝負になること間違いなしの明日の最終日。勝利の女神はどちらに輝くのか?最後まで目が離せない。
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通算イーブンパー、3位タイにはC.S.ルー(台湾)、トム・カイトの2人。続く通算1オーバー、5位タイにはジョン・クック、トミー・アーマーⅢ、マイケル・アレン、ピーター・シニアの4人が並んでいる。
3日目を終えて11位タイと健闘してきた尾崎直道。16番までは2バーディ2ボギーと粘ってきたが、ラスト2ホールでボギー、ダブルボギーと集中力を切らしてしまい、通算5オーバーでホールアウト。トム・ワトソンらと並び16位タイで最終日に臨む。なお、カットラインぎりぎりで決勝ラウンド進出を果たした渡辺司は通算13オーバーで51位タイ。最終日の奮起に期待したい。