「クラフト・ナビスコ選手権」優勝者インタビュー
2003年 クラフトナビスコ選手権
期間:03/27〜03/30 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)
ソレンスタム1歩届かず!P.M.レボークがメジャー初制覇!!
2003/03/31 09:00
米国女子ツアーの今シーズンメジャー第一戦、「クラフトナビスコ選手権」が、カリフォルニア州のランチョミラージュにあるミッションヒルズCCで開催された。大会3連覇を狙うアニカ・ソレンスタムが初日首位に立ち、そのまま逃げ切るかと思われた。
しかし、先週も最後まで優勝争いに加わるなど今シーズン好調なP.M.レボークが、7アンダーでソレンスタムをかわしメジャー初制覇。ツアー通算2勝目を飾った。
<< 下に続く >>
2日目に4ストローク伸ばして単独首位に浮上したレボークは、2位に3打差をつけて最終日を迎えた。追ってくるのは女王ソレンスタム。2番でイーグルを奪ったが、直後にダボ、8番パー3でもボギーを叩き7アンダーに後退してしまった。
対するソレンスタムは2連続バーディでスタートし、12番で8アンダーまで伸ばしついに逆転首位。展開としては、ソレンスタムが一気に伸ばすと思われた。しかし、続く13、14番で連続ボギーを叩き自滅状態。再浮上することはできなかった。
命拾いをしたのはレボークだった。一度は首位を奪われたが、ソレンスタムのミスで再度首位に立ったレボークが1打差でかわす結果となったのだ。
5アンダー単独3位になったのは、最終日のベストスコア68をマークしたロレーナ・オチョアだった。学生時代無敵のオチョアがツアー初挑戦の年に早くも頭角を現してきた
前日、66というスコアを出し3位につけた13歳のアマチュア、ミッシェル・ウィは、2番パー5でバーディを奪ったが、その後は優勝へのプレッシャーからか、バーディが奪えなかった。終盤は3連続ボギーを叩くなど勢いを失ってしまい通算イーブンパーの9で終了した。
また、日本から出場し決勝ラウンドに進出した福嶋晃子は、後半9ホールで43を叩くなど精彩を欠き、13オーバー57位。同じく藤井かすみも後半43、通算19オーバーの75位で終了した。