昨年大会はキム・キョンテがメジャー初タイトルを獲得。賞金王へ大きく前進する一戦となった

国内男子ツアーの第19戦で、国内メジャーの第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が、10月13日（木）から16日（日）までの4日間、千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で開催される。

昨年は愛知県の愛知カンツリー倶楽部で開催され、韓国のキム・キョンテがメジャー初タイトルを手にした。そして、キョンテはその後も賞金を積み重ねて韓国人選手として初の賞金王に上り詰めた。大会連覇を狙うキョンテは、今季米ツアーや地元韓国での試合に出場する多忙ぶり。夏場には熱中症で試合を欠場するなど体調面での不安こそあるが、実力は折り紙つきだ。

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そして、現在賞金ランキング首位のベ・サンムン（韓国）も出場。来季の米ツアー出場資格を掴むため、シーズン終盤の2試合を欠場する予定だ。日本ツアーの賞金王も狙うサンムンにとっては、賞金も高いこの「日本オープン」は狙って獲りたいタイトルとなる。

さらに同ランキングで2位につける石川遼は、この大舞台で今季の初勝利を狙う。優勝争いに絡みながらも、ショットの不安定さからスコアを落す試合が続いているが、石川がどのような戦いを見せるか注目が集まる。

また、昨年大会で3位タイに入ったアマチュアの松山英樹にも注目だ。今年4月の「マスターズ」で日本人アマチュアとして初出場を果たし、ローアマチュアも獲得。そして先日開催された「アジアアマチュア選手権」を2連覇し、来年の「マスターズ」出場権も日本人選手で一番速く掴んでいる。

【主な出場予定選手】
キム・キョンテ、石川遼、ベ・サンムン、池田勇太、藤田寛之、谷口徹、河井博大、片山晋呉、小田龍一、平塚哲二、久保谷健一、近藤共弘、薗田峻輔、宮本勝昌、松山英樹（アマ）、浅地洋佑（アマ）、伊藤誠道（アマ）